シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】家に花粉を持ち込まない! 花粉対策で肌荒れ防止

f:id:shirono-blog:20180327002211j:plain



春になると肌が荒れる方はいませんか?
寒暖差や紫外線量が増えるなど、春の気候は肌へ負担をかけますが、花粉も肌荒れを引き起こす原因の一つです。
また花粉には有害物質が付着していることもあり、肌だけでなく健康にも影響を及ぼすことがあるため、しっかりと対策を行う必要があります。

今回は花粉と肌荒れの関係や対処法について美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




花粉と肌荒れ

花粉はくしゃみや鼻水、目の痒みなどのアレルギー症状を引き起こす原因の一つですが、肌にまで影響を及ぼすことがあります。
春になると肌が乾燥してかゆくなったり、赤くなったりするのは花粉によるものかもしれません。



摩擦や乾燥

鼻や目のかゆみがあると無意識にこすってしまいますが、この時の摩擦で表皮がめくれると肌の赤みやかゆみが引き起こされます。
春は湿度が低く、紫外線量も増えて乾燥しやすい季節です。
そのため空気の乾燥に伴って肌の水分量が減少することでバリア機能が弱くなり、花粉によるダメージを受けやすくなります。



花粉以外の有害物質

肌荒れを引き起こすのは花粉だけでなく、花粉に付着するPM2.5や黄砂も影響しているといわれています。
PM2.5は大気汚染の原因となる物質で、花粉よりとても小さな粒子のため毛穴に入りやすく、簡単に落とすことができません。
肌に蓄積するとくすみや肌荒れを引き起こし、汚れた空気は体内の活性酸素を増やすため、シワやたるみに繋がる可能性があります。
黄砂も空気中の汚染物質を含み、花粉より小さいため体内に入りやすく、肌以外にも喉や肺に入るとアレルギー症状を悪化させるといわれています。




肌を守るための花粉症対策

花粉による肌荒れを防ぐには、マスクといった一般的な対策に加えて肌を清潔に保つケアも必要です。
花粉対策グッズや自分の肌に適したスキンケアアイテムで美しい肌を保ちましょう。



帰宅時は花粉を持ち込まない習慣を

花粉対策でマスクをつける方は多いですが、髪や服にも花粉は付着します。
帰宅時に衣類を手で払ったり、肌をすぐに洗い流したりすることでも花粉を落とすことは可能なので、家に花粉を持ち込まないように注意しましょう。
最近では花粉の付着を防ぐスプレーや携帯できる空気清浄機もあるので、アレルギー症状でお悩みの方はグッズを使うのもお勧めです。



健康な肌でダメージを軽減

肌の機能が弱まることで花粉による肌荒れは起こりやすくなります。
刺激のある洗顔料ではなくぬるま湯で洗顔したり、敏感肌用の化粧品を使用したりして肌に優しいケアを心掛けてください。
また、肌に水分を蓄えターンオーバーを正常に保つために、保湿成分を含んだ化粧品を使いましょう。




日頃の生活習慣も大切なので、しっかり睡眠をとり代謝を良くするビタミンB群、バリア機能の低下した肌をサポートするビタミンC・Eを摂取するようにしましょう。




花粉はアレルギー症状や肌荒れなどさまざまな不調を引き起こしますが、きちんと対策すれば症状が和らぐこともあります。
春の肌荒れに悩んでいる方は花粉対策を行ってみると落ち着くかもしれないので、ぜひ試してみてください。



【城野親徳の美容コラム】肌トラブルが起きやすい春に! 実践したいスキンケア

f:id:shirono-blog:20180323011002j:plain



急な気温の変化、花粉や紫外線など、春先は肌への負担が大きくなる季節です。
肌トラブルを引き起こさないためには、どんなことに注意してスキンケアを行えば良いのでしょうか?

春に実践したいお勧めのスキンケア方法を美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




日中の紫外線ケアを万全に

春は紫外線量が多い季節です。
さらに日中と夜の気温の温度差も大きく、気温の変化によって予期せずに汗をかくような場面が多くなります。
そのため、朝メイクを行う前にしっかりと日焼け止めを塗っていたとしても、汗や皮脂が分泌することによって日焼け止めの成分は落ちやすくなるので、こまめに日焼け止めを塗りなおすことが必要です。
その際はメイクの上からでも使用できるタイプのスプレー式の日焼け止めを使用し、メイク直しの際に余計な皮脂をティッシュでおさえてから日焼け止めを塗り直しましょう。
保湿成分が配合されたフェイスパウダーを使用するときれいにメイク直しができて紫外線も防げます。




肌トラブルを防ぐための保湿ケア

健康的な肌は、充分な水分で満たされることによって弾力性やハリを保持しています。
そのため、水分を失った肌は肌トラブルを起こしやすい状態です。
乾燥した肌は外部からの刺激に弱くなり、雑菌やウイルスの繁殖を防ぐ力が弱まってしまい、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまう原因となるのです。

さらに春は花粉の季節です。
花粉が素肌に付着すると、かゆみやアレルギー反応が出て肌荒れを起こすことがあります。

このような肌トラブルを防ぐためには、しっかりと保湿ケアをすることが重要です。
肌に水分を蓄える力は加齢とともに衰えがちになるため、年齢に合わせたスキンケア用品を使用してください。
日中に乾燥しやすい肌には、セラミドヒアルロン酸といった高い保湿力が期待できる成分が配合されたコスメの使用をお勧めします。




まずは、スキンケアで水分と油分をバランスよく肌に与えて、肌の乾燥をやわらげてあげてください。



【城野親徳の美容コラム】季節に合わせてファンデーションを切り替えよう

f:id:shirono-blog:20180319225046j:plain

季節ごとにファンデーションを切り替えて、状況に合ったベースメイクをしていますか?
同じファンデーションを年中使っている人も多いのではないでしょうか?
季節によってスキンケアをするように、ファンデーションも切り替える必要があります。

ここでは季節に合わせてファンデーションを選ぶポイントを美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




いつ、どんな時に使い分ける?

肌にトラブルがなければ使い分ける必要はないのですが、ニキビができやすかったり、乾燥しやすかったりと悩みを抱える人は多いでしょう。
日本は変化の大きい気候ですから、気温、湿度などに合わせてファンデーションを替えるのがベストです。




春のファンデーション選び

春は冬が終わり徐々に温かくなってくる季節。肌は冬のダメージを回復できる季節です。
しかし、少しずつ紫外線が強くなり、皮脂の分泌も増えてきます。UV効果、皮脂を吸収する効果のあるファンデーションを使いましょう。

冬の間に乾燥肌の症状が進んでしまった方は、保湿効果のあるリキッドファンデーションを使い回復させることを優先しましょう。




夏のファンデーション選び

気温と湿度がぐんと上昇し、紫外線がとても強い季節です。
あまり外出しないからといって安心はできません。紫外線は窓からも入ってくるのでUV効果のあるファンデーションを使い、十分に注意しましょう。

また、汗をかき皮脂が多く分泌される季節でもあります。
皮脂が多めの方は、皮脂吸収に優れたパウダーファンデーションを使うと良いでしょう。
汗が多く、メイクが落ちやすくなってしまう場合はウォータープルーフ処方のファンデーションがお勧めです。




秋のファンデーション

秋は夏の過酷な環境から解放され、春と同じく肌の回復に努めやすくなる季節です。
しかし、冬が近づくにつれて乾燥も進むため、保湿対策を早めに始めることがポイントです。

そのため、保湿効果の高いパウダーファンデーションを使いましょう。
それでも乾燥してしまう場合はリキッドやクリーム系のファンデーションを使っておくと安心です。

秋とはいえ、まだ紫外線の強い日がありますので、紫外線に弱い人は乾燥に気を付けつつUV効果のあるファンデーションを使うようにしましょう。




冬のファンデーション

気温が下がり、乾燥も厳しくなる季節です。
肌は乾燥することでバリア機能を失い、肌トラブルを招きやすくなるため注意しましょう。
そのため、保湿効果に優れているリキッドかクリーム系のファンデーションがお勧めです。

肌トラブルに悩むことが多い方は、肌への負担を減らすミネラルファンデーションを使うと良いでしょう。




顔は常に外の影響を受ける場所であると同時に、毎日のようにファンデーションが塗られる場所です。
真冬や真夏の厳しい環境で新しいファンデーションを試すのは、肌が荒れる原因になるかもしれません。
穏やかな気候から徐々に試していくことが大切です。

ファンデーションを上手に使い分けて、美しい肌をキープしてくださいね。

【城野親徳の美容コラム】肌荒れ対策のための豆知識! 「花粉症」の時期と種類

f:id:shirono-blog:20180316000905j:plain



花粉症といえば「春先になるもの」と思い込んでいませんか?
しかし花粉は年中飛散していて、春先以外にも強いアレルギー症状を引き起こすことがあります。
そしてその影響は鼻や目だけでなく、肌にまで及ぶ危険性があるのです。

肌荒れを予防するためにも、どの時期にどのような花粉で症状が見られるのか、しっかり把握しておきましょう!




春に多い花粉と症状

春先は花粉症に悩まされる人が最も増える時期です。
その中でも一番多いのが、スギ花粉による花粉症です。
スギ花粉は2月~GWまで飛散し、鼻のアレルギー症状を始め、目やのど、肌荒れなどを引き起こします。

また、ヒノキ花粉も同時期に飛散します。
比較的関西での飛散量が多く、3~5月にスギ花粉と同様の症状を引き起こすのが特徴です。
春先はその他にも、シラカバ、ネズ、オオバヤシャブシなど、数多くの花粉が飛び交います。
マスクで花粉との接触を回避し、症状がひどい時は薬を利用しましょう。




夏に多い花粉と症状

夏はイネ科の花粉飛散量が多くなります。
4~10月までと長く飛散していますが、5月と8月がピークの時期です。症状は鼻、目、のどに強く出ます。
夏にマスクをするのは不快なものですが、症状がひどい時は着用をお勧めします。




秋に多い花粉と症状

秋に多くなるのが、ブタクサによる花粉症です。
ブタクサは8~10月に、日本中に広く飛散します。症状はくしゃみ、水っぽい鼻水などです。
気温が低くなる時期なので風邪だと勘違いしがちですが、長く鼻炎が続く場合は花粉症を疑いましょう。

さらにヨモギ、カナムグラの飛散量も秋に多くなります。時期は長くありませんが、のどに症状が出やすい傾向があります。




冬に多い花粉と症状

実は冬でも、わずかながら花粉が飛散しています。春先に多いスギ花粉が、11~12月に若干飛散しているのです。
また、冬の暖かい日は秋の花粉が飛んでいることもあります。秋と同様に、風邪と間違って判断しないよう注意が必要です。




花粉は年中飛散しています。鼻にムズムズと不快症状が出たら、花粉症を視野に入れた正しい対処を行いましょう。
「毎年この時期になると症状が出る……」という場合は、特定の花粉に反応している可能性大です。

なお、肌荒れ予防のためにはマスクが有効ですが、肌に合わない製品を使うと刺激になり、荒れを悪化させることがあります。
肌の保湿を十分に行ったうえで、自分に合ったマスクを使用しましょう。

また、フェイスパウダーは肌の表面をサラッとさせるため、花粉の吸着を防げます。
こまめな予防策で、花粉の悪影響を受けないよう気をつけてください。

【城野親徳の美容コラム】季節の変わり目に注意! 冬~春に頭皮のフケが増える理由とは?

f:id:shirono-blog:20180313000718j:plain



長く厳しい冬が明けると、うららかな春の季節がやってきます。
花々が咲き誇り、ぽかぽかとした春の陽気は気持ちの良いものですが、その一方でこの時期特有の「頭皮のフケ」につらい思いを抱く方も多いもの。
冬から春にかけてのこの季節、なぜ頭皮のフケが増えてしまうのでしょうか。

春の季節を心から楽しむためにも、季節の変わり目に増加するフケについての悩みを解消していきましょう!




季節の変わり目に「頭皮のフケ」が増える理由とは?

寒暖差などによる自律神経の乱れ

冬から春に季節が変わるこの時期は、気温の上下が激しいため、知らず知らずのうちに体にはダメージが蓄積されています。
とくに春になったばかりの頃は、日中は暖かくて過ごしやすいのに対し、朝晩は冷え込むなど1日の中でも寒暖の差が大きいもの。
こういった急な環境の変化に体が慣れていないと、自律神経が乱れて血行不良や免疫力の低下が起こり、頭皮のフケが出てしまうことがあるのです。



皮脂の過剰分泌

乾燥が厳しい冬の季節は気になりませんが、春になると湿度や温度が上がって皮脂の分泌量が上がります。
また、春は就職や転職、異動などの環境の変化も大きい季節のため、精神的なストレスが蓄積されやすいという特徴があるもの。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れるため、それに伴って皮脂の分泌量も過剰になります。
このように、皮脂量が増えてしまうと脂性のフケが出やすくなるため注意が必要です。



季節の変わり目に取り入れるべき「頭皮のフケ」のケア方法

頭皮のフケを防ぐためには、頭皮を清潔に保つと同時に血行促進のためのケアも重要になります。
シャンプーをするときには、頭皮に液をのせる前に手元で泡立てて、優しくマッサージをするように行いましょう。
また、フケが気になるからといって1日に何度もシャンプーを行うのはNGです。
シャンプーのしすぎは頭皮の乾燥を引き起こし、かゆみなどの原因にもなってしまいます。
頭皮の健康を保つためにもシャンプーは1日1回にとどめ、しっかりと洗い流すことを心掛けましょう。

また、お風呂に入ったらシャワーだけで済まさずに湯船で体を温めることも、フケ改善につながります。
体がしっかり温まると副交感神経が優位になって、ストレスなどによって活性化されていた交感神経を落ち着かせるため自律神経を整えることができるのです。
体の外側と内側のダブルケアで、頭皮のフケを改善させていきましょう。



頭皮からフケが落ちてしまうと、どれだけ身のまわりに気を遣っていても不潔な印象を与えてしまいます。
季節の変わり目は、気温差や環境の変化などさまざまなことが起こりますが、優しい頭皮ケアやストレス発散などを取り入れて、頭皮のフケを改善しましょう。

【城野親徳の美容コラム】これも温活? 「カレー」を食べてお悩み解消?

f:id:shirono-blog:20180309014237j:plain



毎日の生活の中で、ランチや夕飯にふとカレーを選ぶこともあるはず。
実はそのカレーは、健康から美容までとても幅広く効果が期待できる料理なのです。
ここでは、カレーの持つさまざまな効果について美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




カレーを食べることが温活になるの?

女性特有の冷え性や肩こりなどの悩み改善のために、生活の中で体を温める工夫をすることで症状を和らげようとする活動を「温活」といいます。

実は、カレーのスパイスには体の内側の温度、表面の温度を上げる効果があります。
しかも体温の上昇は90分以上も続くのに、血圧、脈拍の変化は見られません。
ホットヨガなど運動することでも体を温める効果は得られますが、時間を用意しなければならず習慣にすることは難しいでしょう。
その点、カレーは比較的し実行しやすい温活といえます。




カレーに含まれるターメリックが美容に効果的

カレーにはさまざまなスパイスが含まれていますが、その中でもターメリックは注目すべきスパイスです。
ターメリックとは漢方でいうウコンのこと。
この名前を聞くと体に良いイメージが湧きますが具体的にはどんな効果があるのでしょうか。

ターメリックは肝臓の動きを活発にするほか、肌の調子を整える働きがあります。
カレーの本場インドでは肌トラブルや湿疹など、ニキビや吹き出物のケアにターメリックが利用されるほどです。
ターメリックは食物繊維も含んでいるため、便秘によるポッコリお腹の解消につながるほか、脂肪の分解を促して燃焼しやすくする効果があり、ダイエットにつながります。

また、シミ予防にも効果があります。肌が老化してしまう原因に上げられるのが紫外線です。
紫外線を浴びることで活性酸素が発生するため、生きてく上でこの活性酸素の発生を未然に防ぐことはできません。
そこでターメリックに期待ができます。

ターメリックに含まれるクルクミンには、血液中の悪玉コレステロールの酸化を抑える効果があります。
紫外線を浴びてしまった皮膚のメラニン色素の生成を防いでシミの予防をするなど、健康な皮膚を保つことにも繋がるのです。




カレーが美肌とダイエットを援護する?

カレーのスパイスには腸の活性化や、血流の改善にも効果があるため、カレーを食べることで体温が上がります。
体温が上がると汗をかきやすくなりますが、カレーのスパイスであるチリパウダーや赤唐辛子に含まれるカプサイシンがさらに発汗促すうえに、脂肪の燃焼を促進させます。

この発汗が、肌にあった老廃物が押し出して、肌のキメを良くすることにつながるのです。
さらに脂肪が燃焼され、血流が良くなることで体内の温度は上昇します。体温が上がると新陳代謝も上がるため、ターメリックの効果と合わせて、さらにダイエットに期待できます。




カレーに鶏肉を合わせてとることで、コラーゲンも同時に摂取できるので、健康的な肌の維持に期待できます。
また、腸の活性化と体温上昇、血行促進も期待できますから温活のひとつにカレーを足してみてはいかがでしょうか。

【城野親徳の美容コラム】水虫の可能性も? 足裏の乾燥を改善するケア方法とは

f:id:shirono-blog:20180306005354j:plain



足裏が乾燥してガサガサだと、足元のオシャレを思い切り楽しめなくなってしまいますよね。
まだまだサンダルが活躍するこの季節、足裏が乾燥する原因を詳しく知り、正しいケアでつるつるピカピカの美足を目指しましょう!



足裏の乾燥による症状とは

足裏が乾燥すると、主に下記のような症状が現れます。

・ひび割れ
・カサつき
・粉吹き
・皮むけ
・かゆみ


中でもひび割れや皮むけなどは、悪化すれば歩行時の痛みにもつながってしまうため、早めのケアが必要です。
ただしケアをする前に、何が乾燥の原因になっているのかを正しく把握することが大切になります。
なぜなら改善方法は原因別に異なり、間違ったケアをするとかえって症状が悪化してしまう恐れがあるためです。
では、足裏を乾燥させる主な原因を見ていきましょう。




足裏の乾燥を招く原因とは

≪原因1. 血行不良・体調不良≫

血行が悪いと新陳代謝が遅れ、足裏の角質が厚くなって乾燥しやすくなります。
また、冷えや腰痛、生理不順等の体調不良の際もかかとを硬くする原因のひとつ。
柔軟性のないかかとから、乾燥してひび割れたかかとへと発展してしまうのです。



≪原因2. 足裏に負担をかける靴・歩き方≫

ヒールの高い靴や底の薄い靴を履いていると足裏に負担がかかり、乾燥を招きやすくなります。
また、足を引きずるような歩き方も足裏の皮膚を傷つけるため、ひび割れやカサつきを招く原因に。



≪原因3. 間違ったケア≫

軽石などで角質を削りすぎるなどの間違ったケアを続けていると、足の肌はダメージを受けてしまいます。
すると肌を守るためにかえって角質が厚くなり、ガサガサの足裏に。



≪原因4. 水虫≫

水虫というとジュクジュクとした湿っぽいイメージがありますが、逆に乾燥してカサカサになる水虫もあるのです。
このタイプは「角質増殖型水虫」と呼ばれ、ひび割れや皮むけなどの症状を引き起こします。
自宅でのケアは難しく、逆に悪化させてしまう場合もあるため皮膚科の受診が必要です。



足裏の乾燥を改善するケア方法

血行不良や体調不良の方、足に合わない靴や間違ったケアで足裏に負担をかけていた方は、角質が厚くなって乾燥しやすくなっています。
まずは角質を適度に取り除いてから、乾燥を防ぐための保湿を入念に行いましょう。



足裏をつるつるにする角質ケア&保湿方法

①足が乾燥した状態で、足裏専用のヤスリで角質を薄く取り除く
②ゆっくりと湯船に浸かり、角質を柔らかくする
③入浴後、足の裏にたっぷりの保湿クリームを塗る
④クリームが取れてしまわないよう靴下を履いて就寝する

ポイントは、入浴前の乾いた状態で角質を薄く取り除くこと。
乾燥した状態で行うことで皮膚の下の組織を傷つけず、角質が厚くなるのを防ぐことができます。

いかがでしたか?
乾燥が悪化すれば、足元のオシャレが楽しめないだけではなく、傷や痛みに発展してしまう可能性もあります。
しっかりと原因を見極め、正しいケアで足裏を労わってあげましょう。
なかなか改善されない場合は、早めに皮膚科の受診を検討することも大切です。