シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】冬のオフィスで心掛けたい乾燥対策

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年が明けてますます気温も湿度も低い日が続きますね。
年末年始の休暇を終えて日中ずっとオフィスで過ごす生活に戻り、改めてオフィスの空気の乾燥のひどさを実感していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ただでさえ空気が乾燥しがちなこの季節。
さらにエアコンやOA機器から発せられる熱などによってオフィス内の湿度は20%程度まで下がっている場合もあります。
空気が乾燥した室内で過ごす時間が長いほど、肌表面や喉や鼻などの粘膜から水分がどんどん蒸発して乾燥してしまいます。

そして肌の乾燥はしわやたるみなどの原因になることはご存じのとおり。
また、粘膜が乾燥することで風邪やインフルエンザにも感染しやすくなってしまいます。しっかりと乾燥対策を心掛けましょう。シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎デスク周りの加湿対策

加湿器を設置してあるオフィスも多いと思いますが、なかなかオフィス全体を十分に加湿するのは難しいもの。
また、設置されている位置と自分の席との関係によってはあまり効果を感じられないことも多いですよね。以下のような方法でデスク周りの加湿対策をしてみましょう。

・卓上加湿器を置く
ペットボトルをタンクにできるものや、USBの電源で使用できるものなど、ミニサイズの加湿器をデスクに置くだけで、目元などの気になる乾燥はかなり抑えられるはずです。
オフィスで使える卓上の美容スチーマーなどもお勧めです。熱源を使用しない自然気化タイプの加湿器もありますよ。

・観葉植物を置く
植物は根から水を吸い上げて葉から水分を蒸発させるため、加湿効果が期待できます。加湿器の使用時に気をつけたい雑菌の繁殖などの心配がいらないのも楽ですね。癒し効果も期待できます。

・カップに水を入れて置く
加湿器も観葉植物も用意できないという場合には、コップやマグカップなどに水やお湯を一杯入れて置いておくだけでも加湿効果が得られますよ。

 

◎オフィスでできる乾燥対策スキンケア

できるだけ加湿するとともに、肌を乾燥から守るためのケアも小まめに行いましょう。

・ミスト化粧水を使う
出かける前にしっかりと保湿ケアしても、オフィスで長時間過ごすうちに肌の水分が奪われがちです。ミストタイプの化粧水を携帯して、乾燥が気になる時に使うようにしましょう。
化粧水は保湿成分を含むものを選ぶのがポイントです。水だけのスプレーは逆に乾燥を進める原因となるので避けましょう。

・ハンドクリーム、リップクリームも
ハンドクリームやリップクリームなども小まめに塗り直すことで手肌や唇の乾燥対策を心掛けましょう。

・マスクを着用する
マスクの内側は呼気で湿度が保たれます。勤務中にマスクを着用することは、のどや鼻の粘膜と、マスクで覆われている部分の肌の乾燥対策に役立ちます。

長時間過ごす場所だからこそ、オフィスでのちょっとした心掛けで肌の状態は変わってきます。仕事中もしっかりと乾燥対策して、肌の潤いを守りましょう。