シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】春は「毛穴づまり」にご用事!原因と対策は?

f:id:shirono-blog:20170306144148j:image

春になり、空気の乾燥は少しずつ和らいできましたが、気温や湿度が上がり始めるにつれ、「毛穴」が気になり始めたという方もいるのでは?

毛穴には体温調節機能があり、寒い時期は体温を逃がさないためにキュッと閉まっていることが多いのですが、暖かくなるにつれ開いた状態になることも増えてきます。そこに汚れが溜まることで起こりやすいのが「毛穴づまり」です。毛穴の開きや黒ずみ、ニキビや肌のザラつきの原因にもなる毛穴づまりについて、シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

 

◎春に毛穴がつまりやすい理由

春に毛穴がつまりやすい原因として、春には風の強い日が多く、その風に飛ばされてきたホコリや花粉などが肌に付着しやすいことが挙げられます。こうした細かい汚れが毛穴に入り込んだり、毛穴の出口を防いでしまったりすることによって毛穴がつまってしまうのです。

また、春は気温が上がり始めることにより、自然と皮脂の分泌が盛んになります。本来、皮脂は毛穴から肌表面へとスムーズに排出されるもの。ところが、上でお伝えしたような汚れや肌に残った古い角質などによって毛穴の出口がふさがっていると毛穴の中に皮脂が溜まってしまうことがあり、これも毛穴づまりにつながります。

さらに春先に多い寒暖の差や環境変化によるストレスなどは、自律神経のバランスを乱す原因となります。自律神経の乱れはターンオーバーの乱れにつながるため、古い角質が肌に残りやすくなり、さらに毛穴をつまらせやすくなります。

 

◎春の「毛穴づまり」を防ぐには?

春の毛穴づまりを防ぐためには、以下のようなことに気をつけましょう。

・洗顔・クレンジングで肌の汚れを落とす
肌に付着した汚れや余分な皮脂などが毛穴をつまらせる原因になるため、外出後はクレンジングや洗顔を丁寧に行い、その日の汚れを肌に残さないようにするのが大切です。

・ピーリングで角質ケア
ターンオーバーではがれ落ちるべき古い角質がいつまでも肌に残ってしまうことも毛穴づまりの原因です。2週間に一度程度、ピーリングで古い角質をオフするケアを行うのも毛穴づまりの防止に有効です。

・ターンオーバーを整える生活を意識する
肌を作る材料となるたんぱく質アミノ酸、ターンオーバーを正常に保つために必要なビタミンAやビタミンB群などを食事からバランス良く摂るようにしましょう。また、ターンオーバーを促す成長ホルモンをしっかりと分泌させるため、規則正しく質の良い睡眠を取ることも大切です。

なるべく毛穴をつまらせないことを意識して、化粧ノリの良いスベスベ肌をキープしていきたいですね。