シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】毛穴が開いてしまう原因はさまざま!その対処法とは?

女性の憧れであるツルンとしたプルプルの素肌をキープするには、肌質やシワはもちろん「毛穴のブツブツ」のケアも欠かすことが出来ません。毛穴が目立つ原因には角栓や黒ニキビなどさまざまなものがありますが、中でも開いてしまった毛穴は元に戻すのが難しいことで有名です。すっぴんでも街を歩ける肌になりたいなら、毛穴の開き対策は必須。
今回は、開き毛穴の原因と対処法についてシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎毛穴開きいくつかの種類がある?
肌のバランスが保たれていれば毛穴は目立たないものですが、ケアを怠ると毛穴の開きはどんどん目立ってしまうので要注意。肌の毛穴が開いた状態には、じつはいくつかのパターンがあります。毛穴の状態によってケア方法も変わってくるので、まずは自分の肌の状態を知ることが大切です。

・開き毛穴
開き毛穴は肌の表面がボコボコとして毛穴が目立ってしまう、いわゆる「みかんの皮」のような状態。肌が乾燥してしまったり、肌にハリがなくゆるんでしまったりすると、毛穴が目立ちやすい肌になってしまいます。また、ニキビのあとや毛穴の詰まりあとがボコボコと陥没してしまい、そのまま戻らなくなってしまうパターンもあります。
毛穴は一度開くと元に戻りにくく、開きっぱなしになった毛穴に汚れや皮脂が溜まって肌トラブルを招くなど、悪循環になってしまうことも少なくありません。

・たるみ毛穴
毛穴が開いた状態で乾燥が進んだり、加齢によって肌がゆるんだりすると、毛穴自体がたるんでしまうこともあります。たるみ毛穴の場合、肌のボコボコが楕円形に伸びた感じになってしまうため、より毛穴が目立ちやすくなってしまうのです。

・つまり毛穴
こちらはいわゆる「いちご肌」と呼ばれ、毛穴に皮脂や汚れ、角栓や老廃物がつまってしまった状態です。毛穴の詰まりを放置していると、汚れは酸化して黒くなってしまい、さらにその上から薄い皮がかぶってしまうこともあります。

 

◎毛穴が開いてしまったときのケア方法は?

毛穴の開きは、見た目が目立つだけでなく更なる肌トラブルも招いてしまいます。いち早く開き毛穴を改善するには、「保湿」を徹底したスキンケアが必須。化粧水や乳液を使ったあとに、毛穴を引き締めてくれる「収れん化粧水」を取り入れてケアをするのも良いですね。油分の多い乳液やクリームは、使いすぎると逆に毛穴の詰まりを引き起こしてしまうこともあるので、ベタベタと肌に残り過ぎないよう適量を付けるようにしてください。

また、生活習慣に目を向けてケアをするのも大切なポイント。肌は擦られる刺激に弱く、ダメージを受けて毛穴の開きを悪化させてしまいます。肌を掻いたり擦ったりする癖のある人は極力肌を刺激しないよう注意しましょう。ターンオーバーを促すためにも睡眠リズムは一定に保ち、食事も栄養バランスに気を使ってくださいね。
古い角質が肌に溜まらないようにピーリングをしたり、定期的に運動をして汗を流したりすると肌サイクルが刺激されるのでお勧めです。

毛穴の開きで素肌に自信を無くしてしまう女性は少なくありません。自信の持てる肌を手に入れるためにも、開き毛穴のケアを始めて見ませんか?