シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】夏の肌を守る「クレンジング」のポイントとは?

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デリケートになっている夏の肌のケアは非常に大切です。なかでも特に注意したいのは、スキンケアの中でも刺激の強いクレンジング。夏の肌を守るために知っておきたい、クレンジングのポイントや注意点などをシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。

 

夏のクレンジングのポイントとは

ウォータープルーフの落ちにくい夏用メイクや日焼け止めなど、普段より濃いめのメイクをしてしまいがちな夏。クレンジングでしっかり肌の汚れを取り除くことができないと、ニキビや吹き出物が発生してしまうでしょう。しかしメイクや汚れを根こそぎ落としてしまうような洗浄力の強いクレンジング料だと、肌の必要な潤いまで洗い流してしまう恐れも。そのため夏は、その日のメイクの濃さによってクレンジング料を使い分けることが大切です。

オススメのクレンジング料の種類と特徴

・オイルタイプ

洗浄力が強いため、メイクを簡単に落とせます。しかし肌への負担は大きく、濃いめのメイク時にのみ使いたいクレンジング料といえます。

・クリームタイプ

適度な油分が含まれているため、メイクや皮脂汚れも落とすことができます。
肌への刺激も少なく済むため、特別濃いメイクでなければ普段使いしたいアイテムです。

・ミルクタイプ

油分よりも水分が多く含まれているため、肌に優しいタイプのクレンジング料。
しかし洗浄力は弱いため、ナチュラルメイク時などに良いでしょう。

クレンジングの注意点

・洗い方

夏の肌はデリケートな状態なので、クレンジング時に擦るなどの摩擦刺激を与えるのはNG。メイクとクレンジング料をしっかり馴染ませ、メイクや汚れを浮かせて落とすようにしましょう。

・クレンジング料の使用量

クレンジング料の量が少なすぎると、肌への摩擦刺激が強くなるため肌を痛める原因になってしまいます。なるべく伸びの良いクレンジング料を選び、量は多めを心掛けましょう。

・クレンジングの時間

クレンジング料をあまり長い間肌につけていると、大切な皮膚の潤いがはがれ肌が乾燥に傾いてしてしまいます。クレンジングでメイクを落としたら速やかにしっかりとすすいでください。

・すすぐ際のお湯の温度

熱いお湯ですすぐと肌の乾燥を助長させますし、冷たい水では汚れが十分に落ちない恐れが。
クレンジング料が肌に残らないようぬるま湯で洗い流しましょう。

夏の健やかな肌を守るため、上記の点に気をつけてクレンジングを行ってください。