シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】夜食べるのが効果的!「トマト」は白肌の強い味方

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夏はお天気の良い日が多くて、夏本番に比べると湿度も低く外を出歩くのが気持ち良い時期ですね。
でも、爽やかな初夏の日差しには紫外線がいっぱい!
お出かけの際には日焼け止めや日傘などでしっかりと紫外線対策を心掛けたいですね。

そうした紫外線を浴びないための対策と合わせて心掛けたいのが、浴びてしまった紫外線によるダメージを抑えるための食事によるケアです。

中でもお勧めなのが「トマト」。
食べる紫外線対策として、とても高い効果が期待できるんですよ。

 

◎「リコピン」が美白・美肌をサポート

トマトと言えば、健康やダイエットに役立つ食品としておなじみですね。
そのヒミツは、トマトの赤い色素成分「リコピン」。

リコピンには、高い抗酸化作用があります。
その効果は同じく抗酸化作用を持つビタミンEの100倍とも言われています。

紫外線を浴びることで体内に増える活性酸素の働きを抑えてくれるため、シミやしわなど肌老化を予防することにつながるのです。

また、リコピンにはしみやそばかすのもとになるメラニンの生成を抑える働きもあることがわかっています。
さらに、コラーゲンを分解する酵素を減少させる働きがあることも実験によりわかっており、紫外線によってコラーゲンが破壊されるのを抑えることにも役立つとされています。

 

◎夜に食べるのがお勧め!

トマトを食事として食べた場合、腸で吸収されて肌の細胞に届くまでに6~8時間かかると言われています。

このため、紫外線対策としてトマトを食べるのなら、晩ごはんに取り入れるのがお勧めです。夜のうちに食べておくことで、紫外線にさらされる日中の肌を効果的に守ることが期待できるためです。

リコピンは油に溶けやすい性質があるため、油と一緒に調理すると吸収率が高まります。ミルクやクリーム、チーズなどの脂質を含む食品をあわせて摂るのもお勧めです。

 

「日焼け止めやUVカットグッズで紫外線対策は万全!」と思っていても、やはり完璧に紫外線を防ぐのは難しいもの。
こうした紫外線対策に加えて、夜の「トマト」習慣で白い肌を守っていきましょう。