シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】ニキビや肌荒れに効果的な栄養素をもつ食材3選

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ニキビ跡を薄くしたり肌荒れを防ぎたいと考えるなら、積極的に摂取したい食材があります。スーパーで簡単に手に入れることができ、ニキビ跡や肌荒れに効果的な栄養素や成分を持つ食材を3つを城野クリニック総院長 城野親徳がお伝えします。


◎ひじきに含まれるミネラルで健やかな肌に

鉄分や亜鉛などのミネラルは、人間が生きるために必須の栄養素です。鉄分や亜鉛が不足すると、ホルモンバランスに影響を与えたり体が貧血や酸欠に陥りやすくなったり、肌荒れが起きやすくなると考えられます。血中の酸素が不足すると、血液がどろどろになって体の隅々まで栄養素が運ばれにくくなり、肌が栄養不足に陥る可能性も。ひじきや青のりなどの海藻類には、豊富なミネラルや食物繊維が含まれています。乾煎りしたひじきと根菜類をマヨネーズであえたサラダや、鶏肉や豆類などをふんだんに加えたひじき煮は美肌効果や美容効果が高い献立です。積極的に献立に取り入れましょう。

 

◎フルーツのビタミンCでコラーゲンの生成を助ける

ビタミンCには、皮膚の粘膜の健康を維持したり、肌荒れを防いだりする効果が期待できます。ビタミンCには肌のハリや弾力の元となっているコラーゲンの生成を助ける役割や、鉄分の吸収を助けるはたらきがあります。また、高い美白効果が期待できる化粧品やシミを防ぐ化粧品にビタミンC誘導体が配合されていることからもわかるように、ビタミンCには皮膚のシミを抑制するはたらきがあるといわれています。ニキビ跡の治癒や、ニキビができにくい肌を作りたいと考えるならビタミンCは欠かすことのできない栄養素だといえます。ビタミンCは加熱に弱く、水に溶けやすいことが特徴です。ビタミンCを効果的に摂取するには、朝食や間食として生のフルーツを食べるといいですよ。

◎鮭に含まれるアスタキサンチンで抗酸化作用アップ

鮭の身の赤い色には、アスタキサンチンという成分が含まれています。アスタキサンチンアンチエイジングに効果的だといわれている成分です。アスタキサンチンには、肌の老化の原因となる活性酸素を除去するはたらきや、シミを抑制する効果が期待できます。また、鮭の皮にはコラーゲンが含まれており、ニキビ跡を修復する効果や肌のハリをアップする効果も。安価で購入できる点も魅力的です。

 

しつこいニキビ跡や肌荒れはスキンケアだけでなく、体の内側からのケアで解消していくことが重要です。それでもなかなか改善へ向かわない場合には、クリニックでのカウンセリングを受けることをお勧めします。