シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】飾るだけじゃ得られない! 食べて得るカボチャの美肌効果

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10月といえばハロウィンです。アメリカではハロウィンの日にさまざまなイベントや仮装行列が行われ、その報道をテレビでよく見ますね。テレビだけじゃなく、街を歩いていてもカボチャのジャック・オー・ランタンが視界に飛び込んできます。
そんなカボチャは飾るだけじゃなく、食べることで非常によい効果が得られます。

【城野親徳の美容コラム】では、そんなカボチャの魅力についてご紹介します。

カボチャが美肌によい

ハロウィンで大活躍するカボチャには、美肌に効果的な栄養素があるのです。

カボチャにはβカロテンが含まれています。
βカロテンは体内で抗酸化作用の強いビタミンAとして働くほか、粘膜などの細胞を強化し免疫力を高め、肌の健康を維持します。

ビタミンCも多く含まれています。
ビタミンCはメラニン色素を抑制して分解するためシミ予防になるほか、コラーゲンを生成するために必要な栄養素ですから毎日の食事で摂りたいですね。
ビタミンEも豊富で活性酸素を消す力があります。

活性酸素を無害化したビタミンEは、ビタミンCによって復活し、新たに活性酸素を無害化するようにできるため、このビタミンCとEの組み合わせて摂れるのは非常に効果的です。

カボチャにはカリウムも含まれ、カリウムはむくみを解消に効果的なほか、血圧を下げる効果があります。
カボチャはカリウム、ビタミンA・E、食物繊維なども含み、特にカボチャの皮に食物繊維が多いので腸内環境を整えたい方は皮ごと食べると良いでしょう。
また、ビタミンEとβカロテンは脂溶性ですから、油を使って調理すると吸収しやすくなります。
βカロテンやビタミンには保温効果があるので、冬に体が冷え気味な人にお勧めです。

カボチャは保存がきく

カボチャは夏に収穫されます。そのまま市場に出る種類もありますが、一般的なカボチャはそのまま2ヵ月ほど寝かせ、水分が抜けると食べ頃になります。
しかも、丸ごと1個のカボチャの場合では買った後さらに1~2か月保存ができる保存食なのです。
そのため、冬に食べるのもオススメです。
ただ、普通にカットした状態では4~5日の保存が限度ですが、カットされたカボチャでも長持ちさせる方法があります。

カットされたカボチャの冷凍保存方法

1. スプーンで種とワタを取り除きます
2. 適当な大きさにカットする(1/4など)
3. カットされたカボチャをビニール袋などに入れ密閉します
4. 冷凍庫へ入れ冷凍保存する
このようにすることで、カットしてないのと同じように1~2か月程度保存が可能です。 冷凍したカボチャは煮物などがオススメです。

カボチャは体を温める効果もあり、非常に栄養価が高い野菜です。
美肌にダイエット、便秘解消や免疫力などマルチな効果が得られるため、ヘルシーな食事を摂ろうと思ったらまずカボチャを選ぶと良いでしょう。