シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】翌朝スラリ!お休み前のケアで脚のむくみを解消しよう

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夕方になるにつれて現れる脚のむくみは、靴もキツくなりシルエットも崩れる女性の大敵です。

しっかりと夜のうちにケアをしないと翌日までむくみを引きずることもあるので、ほっそりとした脚を保ちたいなら徹底したケアが欠かせません。
今回は、脚のむくみにどんなケアが有効なのか、むくみを引き起こす原因と共に探ってみましょう。

1日の終わりに脚がむくんでしまう原因

そもそも、なぜ脚のむくみは夕方や夜になるにつれて現れるのでしょうか? その原因には、以下のようなものが挙げられます。

・血行不良

立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けていると、血行が悪くなってむくみを引き起こします。本来は血液の流れによって排出されるはずだった水分が下半身に残ってしまい、一回り太い脚になってしまうのです。

・重力

夕方~夜になって脚がむくみ下半身が重くなるのは、重力によって体内の水分が下半身に移動するため。寝ている時は体を水平にしているので水分が全身に分散しますが、起きて体を縦にしていると、おのずと脚のほうに水分が溜まってしまうのです。

むくみを持ち越さない! お休み前のケア方法

脚のむくみを解消して、慢性化を防ぐには「寝る前のナイトケア」が欠かせません。
以下の方法を実践して、むくみ知らずの脚を目指しましょう。

・足首のストレッチ

寝る前に足首のストレッチをすることで老廃物が流れやすくなり、むくみのない引き締まった足首を作ることができます。1分もあればできるので、就寝前に実践してみましょう。

1.ベッドなどに仰向けに寝て、息を吐きながら、両足の爪先をお腹のほうに引き寄せるように反らせます。かかとを突き出してアキレス腱を伸ばすようなイメージで行いましょう。

2.そのまま10秒間キープします。

3.今度は爪先をゆっくりと伸ばして、アキレス腱を縮めます。足首の前側をグーッと伸ばすようなイメージで行いましょう。

4.そのまま10秒間キープし、再び1の体勢に戻ります。爪先を反らしたり伸ばしたりを2~3回くり返しましょう。

・むくみ解消ソックスを履く

手軽にむくみを解消したい人には、着圧ソックスがお勧めです。着圧ソックスは脚に圧力を加えることで、雑巾絞りのように脚に溜まった余分な水分を絞り出してくれます。夜に使うなら、就寝中にも使える着圧ソックスがお勧めです。履いたまま寝ることで、翌朝には1回りスッキリした脚に戻すことができますよ。

就寝中に履けないタイプのソックスは、寝る前の2~3時間に着用しましょう。
帰宅してすぐに着用すると、脚のむくみと疲れを軽くすることができます。

・足を高く上げて寝る

着圧ソックスがない場合、ソックスの着用感が苦手な方は、毛布やクッションなどを足元に置いて足を上げて寝るようにしましょう。
方法はとても簡単で、10cmの高さのクッションに、ふくらはぎから下を乗せて寝るだけ。高すぎるとかえって血液やリンパの流れを悪くしてしまうので、10cm以上のクッションは使用しないでくださいね。

適度な高さのクッションがない場合は、タオルケットや毛布を折って足の下に敷く方法がお勧めです。
足を高くして寝ることで、下半身に溜まった水分を素早く分散させることができますよ。 スッキリとした脚で毎日快適に過ごすため、ぜひケアを行てってみてください