シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】冬になると肌がかゆくなる原因は? かゆみ肌を防ぐ方法

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冬が近づいてきましたね。

この時期になると、肌がカサカサしてかゆくなってしまう……と悩む方も増えてきます。

肌のかゆみにはいくつか原因となるものがあり、かゆみ対策をせずに、ひっきりなしに掻いていると肌の状態が悪化してガサガサのオバサン肌になってしまうことも……。

そうならないためにも、原因と対策を知って、この冬は肌のかゆみから解放されましょう!

肌の乾燥に要注意!

肌のかゆみの原因の多くは、乾燥によるものです。
とくに空気が乾燥する冬は、肌の水分が奪われて乾燥が気になる季節。
年を取るごとに、肌本来の保湿力が低下して、乾燥肌になりやすくなってしまいます。

そこで大切になるのが、日頃からのスキンケア。
乾燥肌を防ぐことが、かゆみを防ぐことにもつながるのです。
乾燥肌を放置しておくと肌の老化が進んで、しわやたるみなどの原因にもなってしまいます。

オバサン肌を引き起こさないためにも、潤い肌をキープするような毎日のケアを徹底していきましょう。

入浴時の肌ケアが大切なポイントに!


入浴時のお湯の温度は40℃以下に設定しましょう。
お湯の温度が高いと、本来必要な皮脂までもが肌から流れてしまい、乾燥しやすくなってしまいます。

次に、体を洗うタオルやスポンジの素材にも注意が必要です。
ナイロンタオルなどで、ゴシゴシと体をこすり洗いしてしまうと、肌に傷がついてしまいます。
ボディソープの成分で皮脂も落ちてしまうので、ダプルパンチでダメージを肌に与えることに。肌荒れや乾燥がひどい場合には、ボディソープを泡立て、優しく手で洗うのがお勧めです。

さらに入浴後のタオルドライも気を付けたいポイントが。
ここでも、タオルで肌をこすらないよう、軽く押し当てるくらいの優しさで体を拭いてください。
お風呂上りには5分以内にボディクリームなどで保湿するよう心掛けましょう。

保湿ケアも見直してみよう!


今使っている保湿クリームやボディクリームは、本当に肌に合っていますか?
肌の状態や体質によっては、保湿クリームやボディクリームに含まれる尿素などの有効成分やなどがかえって肌を刺激し、かゆみを引き起こしてしまうこともあります。
自分に合ったものをしっかり選び、入浴後などこまめにケアをすることが、なにより大切です。

肌荒れがひどい方は、まずは皮膚科で相談してから、保湿クリームやボディクリームを選びましょう。

ストレスを溜めないで!


ストレスは、肌代謝のバランスにも悪影響を及ぼします。
しっかりと睡眠をとり、かゆみがひどいときは、辛いものを食べたりタバコを吸ったりすることを控えて、体をストレスフリーな状態にしてあげることが、改善への第一歩です。


かゆみがひどいと、眠れなかったり仕事に集中ができなかったりと、いろいろなことに支障が出てしまいます。肌を優しくいたわって、かゆみを防いでいきましょう!