シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】瞳だって乾燥する! 冬のドライアイ対策

f:id:shirono-blog:20180205234555j:plain



まだまだ空気が乾燥する季節が続きますね。
顔やボディの肌、髪などの保湿対策は心がけているという方でも、見落としがちなのが「瞳」の乾燥対策です。

涙の質や量が低下して目が乾燥してしまうドライアイ。
目を酷使することが大きな原因であることはおなじみですが、実は冬の空気の乾燥もドライアイの一因となることをご存じでしたか?

美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳 が、冬のドライアイ対策についてのお伝えします。




涙の減少がドライアイを引き起こす

ドライアイは、近くのものをじっと見つめ続けたり、それによってまばたきの回数が少なくなってしまったりといったことによって涙の量が減ってしまうために起こります。

これに加えて、空気が乾燥する冬場は、目の表面から涙が蒸発しやすくなり、さらに乾燥しやすくなります。

涙の量が少なくなると、目の表面に傷がつきやすくなってしまいます。
放っておくと目に違和感を感じたり、かゆみや充血などを引き起こす場合もあります。




冬のドライアイ対策

ドライアイを防ぐためには、できるだけ目を休ませて負担を減らすことが大切です。
それに加えて、冬場は以下のようなことも心掛けましょう。



室内を加湿する

空気の乾燥は、目を乾燥させる原因になります。
冬は外気だけでなく、室内もエアコン暖房などで空気が乾燥しがちです。
加湿器を使用するなどして、室内の湿度を保つようにしましょう。



目に風が当たるのを避ける

目に寒風や暖房機器の温風などが直接当たると、目の乾燥を進めてしまいます。
目に風が当たることを避けるようにしましょう。
風の強い日はメガネやサングラスなどを活用するのも良いでしょう。



ドライアイ用の目薬を常備する

お肌でも乾燥対策には保湿のスキンケアが大切なように、目の乾燥対策には目薬が役立ちます。
水分を保持する成分や目の疲れを改善する成分などを含む、ドライアイ専用の目薬を用法を守って使用するようにしましょう。



目を温めて血行を良くする

蒸しタオルや目元用の温めるタイプのアイマスクなどで目元を温めて血行を良くすることで、ドライアイの症状が和らぎます。




ドライアイの症状が強い場合や、対策しても改善されず長く症状が続く場合は、眼科専門医を受診されることをお勧めします。