シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】冷え性卒業!春から始める温活

f:id:shirono-blog:20180329234310j:plain



冷え性は手足が冷たくなるだけでなく、体内の循環機能にも影響を与えるためさまざまな症状を引き起こします。
冬に注目されることが多い冷え性ですが、暖かくなる春にも注意が必要です。

今回は、春の温活について 美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳 が詳しくご紹介します。




温活とは?

「温活」とは日常的に体を冷やさないようにし、体を内側から温めていくことです。
体温を上げ、体が本来持っている機能を十分に働かせることで健康になることができます。
体を温めると冷え性の改善や女性ホルモンの正常な分泌などのメリットも得られる上、基礎代謝が向上することでダイエット効果も期待できます




春に温活を始めると良い理由

寒い冬は冷えやすいので体が自ら熱を作ろうと働きますが、暖かくなると熱を生み出さなくなるため春は体が冷えやすくなります。
また季節の変わり目は肌荒れや自律神経の乱れ、睡眠リズムの変化など体調が不安定になりやすく体の不調を感じる女性は多くいます。
冷え性や体調の変化は放っておくと悪化する可能性があるため、不調を感じる前に温活を始めるといいでしょう。




体の外側・内側から温活

 

体を外側から温める方法

寒い冬はカイロを使用したり、保温機能に優れたインナーを着たりなど冷え性対策を行う方が多いですが、春も同じように体を温めることが大切です。

特にお腹周りを温めると全身の血行を良くすることができるので、春でもインナーを着たりカイロを貼ったりして冷やさないようにしましょう。
春は気候が不安定で朝・晩・日中の寒暖差も大きいため、ストールを常備しておくのもお勧めです。
暖かくなってくると入浴をシャワーだけで済ませる方もいますが、体を冷やす原因になるので入浴はぬるめの湯船にゆっくりと浸かるようにしましょう。



体の内側から温める方法

温活では温かい飲み物や食べ物が基本です。
生野菜も体を冷やす効果があるため、できるだけ温野菜を摂るようにしましょう。
体を温める作用がある「温性」の食べ物といわれる生姜や葱、しその葉なども温活にぴったりです。
その他、寒い土地でとれる人参やゴボウといった食材も体を温める作用があります。


体を内側から温めるなら運動も効果的です。
ウォーキングといった有酸素運動だけでなく、エスカレーターよりも階段を使ったり、指を揉んだりといった日常生活のなかで行える運動でも効果が期待できます。


寒さが和らいでくる春こそ温活の始めどきです。冬に抱えていた不調をリセットして温かい体で春をスタートしましょう。