シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】春の夜は特に注意! イビキの原因と花粉症の関係

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気温も暖かくなり過ごしやすい春ですが、花粉症で辛い鼻炎に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
この花粉症、実はイビキと深い関係があり注意が必要な場合もあるのです。

イビキをかいてしまう原因や、花粉症とイビキの関係について美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




イビキをかいてしまう原因とは?

イビキをかく原因はさまざまですが、主に「飲酒」「肥満」「疲れ」「ストレス」「小顔」「鼻炎」「仰向けで寝る姿勢」などといわれています。
このなかでも特に注意したいのが、飲酒と肥満です。
飲酒は喉の筋肉を緩めるため、鼻から咽頭の通り道である上気道が狭くなり、鼻づまりを起こします。
鼻づまりが起こると口呼吸になりやすくなるため、イビキが起こりやすくなるのです。

一方で、肥満により舌の奥や喉に脂肪がたまるのも、イビキが起こる原因のひとつ。
ダイエット成功後にイビキが無くなったというケースも少なくありません。

また、若い頃の女性は女性ホルモンが上気道を開く働きをサポートしてくれるため、イビキは少ないといわれていますが、閉経後に女性ホルモンが低下すると男性と同じようにイビキをかきやすくなってしまいます。




花粉症とイビキの関係

花粉症がイビキを引き起こす原因は、鼻づまりにあります。
鼻粘膜の炎症のために鼻腔が狭くなるので空気が通らず、口呼吸が多くなるためイビキが起こります。
この時期にだけイビキが酷くなるという人も少なくありません。




花粉症によるイビキの対症療法

たかがイビキと軽く考えてしまう人は多いですが、悪化すると睡眠時無呼吸症候群などになってしまう恐れも。
花粉症によるイビキを改善するためには、花粉症の症状を軽くすることが大切です。

ヒスタミン薬・ステロイド薬・抗アレルギー薬などの内服薬を服用するのも良いですが、最近は鼻の中のレーザー手術で花粉症治療を行なう人も増えてきています。

またマスクをして眠る方法も◎。花粉やハウスダストなどの対策にもなりますし、乾燥予防効果も期待できるでしょう。




花粉症の影響により春の季節にだけイビキをかいてしまう人は、イビキの原因となる要因を減らしたり対症療法を行ったりなどの対策を取り入れてイビキを改善していきましょう。