シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】 紫外線対策は今から【 初夏にすべきシミ対策】

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天候が安定して過ごしやすい日が続くと、気になるのは紫外線ですよね。
まだ太陽の日差しは緩やかだと思っていても、紫外線は5月ごろから急激に増えていきます。
シミを作らないためには、初夏からの紫外線対策がポイントとなってきます。
そこで今回は、今すぐ始めたいシミ対策についてシロノクリニック総院長 城野親徳が紹介します。



5月からの対策が重要なワケ

「紫外線は真夏がもっとも多いのでは?」と思っている人も多いと思います。
地上に届く紫外線には、肌を赤くしたり水ぶくれを作ったりするB波と、肌の奥まで到達してシミやしわなどの原因になるA波の2種類があります。
B波は日差しの強い7月8月がピークとなりますが、A波は5月にピークを迎えます。
このピークを迎える5月にこそしっかりと対策をしておかないと、肌にじわじわとダメージが与えられてしまいます。
B波がピークになる真夏までに肌の奥に蓄積してしまうので、日焼けしやすく戻りにくいという状態になってしまうことも。
そのため、5月からのシミ対策が重要となってくるのです。



マストアイテムは日焼け止め!

紫外線対策のマストアイテムといえば日焼け止め。
外出する際には、「まだ大丈夫!」と油断せずにきっちりと塗っておくのがお勧めです。
「洗濯物を干すだけだから」とか「そこまで短時間で済むから」と思っていても、その数分でも紫外線は容赦なく肌に降り注ぎます。
朝のお手入れにプラスする習慣をつければ、忘れずに済むでしょう。

また、日焼け止めをこまめに塗り直すことも大切です。
普段使いならSPF20、PA++位のものを数時間に1度のペースで塗るようにしてください。
あまり数値の高いものは、刺激が強いこともありますし、きちんとオフしないとかえってシミやしわの原因になることもあるので注意が必要です。



日傘や帽子をプラスして

「日焼け止めだけでは日差しが気になる」という人は、紫外線カット加工がされている日傘や帽子をプラスすることも効果的です。
首周りの日焼けが気になるという場合は、薄手のストールでケアすることも有効です。
アスファルトからの照り返しも侮れないので、ストールは1枚持っておくと便利ですね。
また、目からも紫外線を吸収してしまいます。日差しが強い日にはサングラスも併せて使いましょう。

一方で、日中の紫外線対策をばっちり行った日でも夜のお手入れでシミ対策をしましょう。
美白成分が配合されたスキンケア化粧品を取り入れて、しっかりと保湿をします。
頬や鼻筋など日焼けが気になる部分にはピンポイントで美白クリームを塗るのもお勧めです。
パックでスペシャルケアをしても良いでしょう。

ぜひ夏前から紫外線対策を行うようにしてください。