シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】天使の羽「肩甲骨」で美肌ダイエット!?

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人の体には「天使の羽」と呼ばれる部位があります。
それこそ「肩甲骨」。
肩甲骨は鎖骨、胸骨、肋骨、脊柱という骨格の大事なパーツと連携していながら、たった1つの小さな肩鎖関節のみによって胴体と接続しています。
宙に浮いたようなこの骨を支えるのは、僧帽筋や肩甲挙筋などの筋肉。
ストレッチで肩甲骨周辺の筋肉をやわらかくすると、関節の可動域が拡がるだけでなく美肌効果やダイエット効果を得られるのです。
その理由を美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介したいと思います。



肩甲骨について

ダイエットに重要な意味を持つと言われるのは骨盤が主流かもしれません。
しかし、最近では肩甲骨が注目を集めるようになりました。
その理由は、骨盤と肩甲骨が連携していることが世間でも知られるようになったからです。
肩甲骨の開閉は骨盤と連動する
つまり、肩甲骨が動ける幅を広げ開閉を柔軟に行えるようになれば、骨盤も自動的にやわらかさを取り戻すという事に。
骨盤のゆがみも一緒に解消できるというわけです。

僧帽筋・肩甲挙筋をやわらかくしてエネルギー燃焼効率を上げると肩こり解消になります。
また、おまけの作用に代謝が上がる効果も。女性にとって重要な意味を持つ代謝=美肌作り」に役立つのです。

さらに、肩甲骨に守られた部位には「褐色脂肪細胞」が多く集まっています。
褐色脂肪細胞とは、筋肉と同じ幹細胞から生まれた脂肪様細胞で、「メタボ」の原因である白色脂肪細胞の燃焼を促進する働きがあります。
この褐色脂肪細胞をうまく刺激して活性化すれば、運動した以上に有効なダイエット効果を得られます。
それが肩甲骨ダイエットなのです。




肩甲骨ダイエットはストレッチで!

いつでも取り入れられる、手軽な方法をご紹介します。
すき間タイムで取り入れられるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

・足を肩幅に開いてまっすぐに立ち、体の正面で肘から先を合わせ、出来るだけ高く上げましょう。
背後で手を組む動作をします。色んな角度で行ってみてください。
・ラジオ体操の「腕回し」です。両手を開いてぶんぶん振るだけ。
スペースが少ない場合は肘を曲げて自分の指先を肩に触れさせながら回しましょう。




鍛える場合

ストレッチと合わせて筋力向上のトレーニングを行う際には、肩甲骨を内側に寄せる筋肉をメインに鍛えるといいでしょう。
僧帽筋中部繊維、僧帽筋下部繊維、菱形筋など。
データで見えるダイエット効果よりもすぐに効き目のあるスタイル改善になりますので、お勧めです。