シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】 色白さんは要注意!「シミ・そばかす」対策のための紫外線対策術

f:id:shirono-blog:20180828010549j:plain



生まれながらにして肌の色が白く、透き通るような肌の持ち主である色白さんは、多くの女性にとって憧れの存在です。
しかし、この色白さんは一般的な肌色の方に比べて「シミ」や「そばかす」などができやすいという特徴があります。
「私はもともと色が白いから」といってスキンケアを怠っていると、気が付いたときにはシミやそばかすだらけ…ということにもなりかねません。
いつまでも自慢の色白肌をキープするためにも、シミやそばかすを防ぐための方法を美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。



色白さんが「シミ」「そばかす」ができやすい理由とは?

肌の色が白いという方は、もともとのメラニンの数が少ないので、紫外線によるダメージを受けやすいという特徴があります。
紫外線を浴びることで、一般的な肌色の人よりも多くのメラニン色素が生成されてしまうため、シミやそばかすができるリスクが上がってしまうのです。
さらに、色白の方の肌にシミやそばかすができてしまうと、色が白い分目立ちやすいという一面もあり、一気に老けた印象がアップしてしまうため、色白の方は通常の方よりも紫外線対策やスキンケアには大きな注意が必要です。



色白さんが行うべき「シミ」「そばかす」予防の紫外線対策とは?

夏だけではNG! 1年を通して紫外線対策を

紫外線と聞くと夏のものだというイメージがありますが、実は冬の寒空からも少量ながらに降り注がれています。
そのため、色白さんは1年を通して紫外線対策を行うことが重要です。
季節を問わず日焼け止めを使用し、とくに春にさしかかったときには夏と同じように徹底した紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めだけでなく日傘やUVカットのカーディガン、帽子などの小物を併用するのもお勧めです。



生成されたメラニンの排出を促す

シミやそばかすの原因となるメラニンですが、生成量が少なく、きちんと排出されていれば肌へのダメージは小さいもの。
しかし、生活習慣の乱れや加齢などによってターンオーバーが乱れると、メラニンが排出されずにどんどんと蓄積されていき、やがてシミとして姿を現してしまうのです。
メラニンを蓄積させないためには、乱れてしまったターンオーバーを促すことが大切です。
ストレスを発散させる、質の良い睡眠をとる、バランスの良い食事を心掛けるなどの基本的な習慣を見直して、体の内側からシミやそばかす対策を行っていきましょう。


せっかく持って生まれた白い肌を守るためには、思っているよりも多くのケアや注意が大切です。
とはいえ、年を重ねるごとに肌の悩みは募る一方に。
セルフケアだけでは限界を感じてしまう前に、美容皮膚科などでプロによるケアを受けるのもお勧めです。
自慢の白い肌を維持するためにも、できることから始めていきましょう。