シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】スポーツの秋! 運動して美肌になろう!

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一日中空調がかかっている部屋にいませんか?
そこにいることに体が慣れてしまうと、体温を調整する機能が衰えてしまいます。
体温調整を行う汗腺や毛穴の働きが鈍くなると、肌トラブルを招いてしまう恐れもあります。
毛穴を開かせ正常に働くよう、「スポーツの秋」に美肌を目指してみてはいかがでしょうか?



「スポーツの秋」のメリット

外気に冷やされても、体温が下がらないようにエネルギーを放出し体温維持に努めることを基礎代謝といいます。
基礎代謝が高いほどエネルギーを多く放出して、太りにくい体、血液循環の良い体へと変化します。
寒くなく、程よく汗をかける季節はスポーツするのに最適なのです。



基礎代謝のメリットはダイエットだけじゃない

基礎代謝が上がるということは、「老廃物を溜め込まない」体質になることだといえます。
それは運動することで筋肉量が増え、内臓の血行が良くなり体温を上げることができるからです。
基礎代謝が上がると、脂肪を燃焼し、血行が良くなり、汗をかいて老廃物を排出します。
そのため、基礎代謝が上がることは肌にもよいことなのです。

基礎代謝が上がると、いい汗をかくようになります。
習慣的にいい汗が出ることによって、毛穴の汚れを取り除くことができます。
そのうえに皮脂膜と汗の保湿成分が合わさることで、肌を乾燥から守ります。
いい汗と皮脂で作られる膜は天然の乳液とも呼ばれ、乾燥肌対策に効果的です。



基礎代謝が上がると新陳代謝が上がる

黙っていても消費するエネルギーである「基礎代謝」と、細胞が古いものから新しいものへ変わる「新陳代謝」は、あまり関係ないように思うかもしれません。
しかし新陳代謝が悪くなると、血行不良になり、汗をかきづらく、疲れやすくなるなどということから、基礎代謝を上げることが新陳代謝を正常に近づける手段の一つであるといえます。



運動すると成長ホルモンの分泌量が増える?

成長ホルモンは睡眠中と空腹時、運動後に分泌されます。
筋トレなどで筋肉に負荷をかけ酸素不足になることで、筋肉を修復しようとして成長ホルモン大量に分泌されるのです。
成長ホルモンが大量に分泌されます。そのため筋力トレーニングなどの無酸素運動をするとよいでしょう。
成長ホルモンを促すためには、少しきつめの運動をし、食べ過ぎず、質の良い睡眠を取ることが重要です。

その日の運動の終わりには有酸素運動をお勧めします。
有酸素運動では体脂肪を燃やし、基礎代謝が上がり、リラックス効果もあるため気持ちよく終えられるでしょう。
成長ホルモンが分泌されることで肌は回復へ向かいます。
この夏に受けた肌のダメージを秋の運動で回復を図ってみてはいかがでしょうか?