シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】意外と見落としがちな“リップメイク”の落とし方

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洗顔前にクレンジングを行うとき、アイメイクやベースメイクばかりが中心になっていませんか?
もちろん、重ね塗りしたマスカラやウォータープルーフのファンデーションなどは念入りに落とす必要がありますが、それと同じくらい重視すべきなのがリップメイクの落とし方です。
女性の魅力を映し出す唇は、とてもデリケートなパーツ。
美しい唇をキープするためにも、正しいリップメイクの落とし方とケア方法をシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。



リップメイクをキレイに落とさないとどうなる?

口紅はメイクの仕上げに欠かせないアイテムですが、最近の口紅は食事をしても色が落ちない強力なものが増えています。
落ちにくい口紅はメイク直しも少なくすみ大変便利ですが、メイク落としの際には曲者に変身します。
落ちにくい口紅は一般的なクレンジング剤では落ちにくく、唇に色が残ってしまう可能性があるのです。
そして、落ちないからといってゴシゴシと強くこすると、唇の皮がむけたり出血したりと、大きなダメージを与えてしまいます。
これが続くと唇が黒ずんだように色素沈着を起こすこともあり、お気に入りの口紅を塗ってもキレイに発色しないというトラブルにもつながるため注意が必要です。



正しいリップメイクの落とし方とは

専用リムーバーを使用する

落ちにくいリップメイクのキレイな落とし方のポイントになるのが、口紅専用のリムーバーを使用すること。
専用のリムーバーを使用することでスルっと気持ちよく落とすことができます。
何度もこすらなくてもOKなので、唇へのダメージも防止することができます。
専用リムーバーをたっぷりとコットンに含ませ、下唇から上唇の順で口紅が落ちるまで優しく拭き取っていきましょう。
汚れたコットンは何度も使用せずに、1回1回新しいものに変えるのがポイントです。



落とすときには唇の周辺に広げない

リップメイクを落とすときには、唇の上だけで落とすように心掛けるのも大切なポイント。
唇の周りに広げてしまうと、肌に色素沈着を起こしたりすすぎ残したりする可能性があります。
他の部分への口紅の広がりを防ぐためにも、クレンジングは短時間で済ませることを心掛け、ぬるま湯でしっかりと洗い流してその後の洗顔も丁寧に行いましょう。



アイメイクやチークは普段と同じでも、リップメイクを少し変えるだけで顔の印象が決まるもの。
それほどリップメイクは女性にとって重要なものです。
しかし、それは美しい唇があってこその話。
毎日のメイク落としを丁寧に行って、美しい唇をキープしていきましょう。