シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】秋はお風呂で元気に!「秋バテ」を解消する入浴テクニック

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最近、夏バテならぬ「秋バテ」という症状に悩まされる方が増えてきています。
夏からの疲労や、急な温度低下による冷えが、倦怠感や食欲低下などを招いてしまうのです。
では、その秋バテを解消するにはどうしたら良いのでしょうか?
効果的な方法をシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。



秋バテは「お風呂」で解消しよう!

秋バテは主に、血行不良や自律神経の乱れが原因で引き起こされます。
朝晩の気温差によって体が冷えることで自律神経に負担がかかり、あらゆる不調を招いてしまうのです。
しかしこの不調は、お風呂に入ることで改善できます。
湯船に浸かることで血行を促進し、さらに副交感神経を優位にさせて自律神経の乱れを整えることができるのです。
では、秋バテ解消に効果的な入浴方法を詳しく見ていきましょう。



秋バテを解消する入浴テクニック6つ

全身浴をする

秋バテ特有の疲れや凝りを取り除くには、体の奥深くまで温めることが大切です。
そのためにはシャワーだけの入浴や半身浴ではなく、全身浴がお勧めです。
肩までしっかり浸かって、全身の冷えを取り除きましょう。



39~40℃のお湯に10分浸かる

ぬるすぎるお湯では体が十分に温まりませんが、熱すぎるお湯でも身体を緊張させてしまいます。
お湯の温度は39~40℃ほどに設定し、そこに10分程度浸かることを心掛けましょう。
もし10分浸かっていられない場合はお湯の温度が高いことが考えられます。
水を少しずつ足して調整していきましょう。



炭酸ガス入りの入浴剤を使う

炭酸ガス入りの入浴剤は、全身の血行をさらに促進させ、疲労回復効果をもたらしてくれます。
ドラッグストアなどで購入できるので、気軽に利用してみましょう。



精油を使ってアロマを楽しむ

入浴中に好きな香りをプラスすると、さらにリラックス効果を高めることができます。
湯船に2~3滴の精油エッセンシャルオイル)垂らして、アロマバスを楽しみましょう。
ただし精油の中には刺激の強いものもあるため、敏感肌の方は注意が必要です。
不安な場合には浴槽ではなく洗面器にお湯と精油を入れ、浴室に香りを充満させて楽しみましょう。



湯船の中でストレッチをする

湯船の中で簡単なストレッチをすると、より血行が良くなって秋バテ解消効果もアップします。
肩の上げ下げ、腕や足を伸ばす、足首を回すなど、やりやすくて気持ちいいと思えるストレッチを取り入れましょう。
ただしやり過ぎるとのぼせてしまうため、体調や体力を考慮して行いましょう。




これから来る長く寒い冬を元気に乗り切るためには、今のうちに「秋バテ」を解消して、次のシーズンに持ち越さないようにすることが大切です。
毎日の入浴を習慣にして、しっかりと体を温め、秋バテを解消していきましょう。