シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】冬に多発する鼻の皮むけ… 原因を知って対処しよう!

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鼻は顔の中心にあり目立つため、ケアが欠かせないパーツの一つです。
冬は乾燥しやすく、皮がむけて荒れることもあります。
鼻の皮むけはメイクでカバーするのも大変なので、早く治したいと思う方も多いはず。

そこで今回は、冬に起きやすい鼻の皮むけの原因と対策をシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。




鼻の皮がむけるさまざまな原因

冬は乾燥しやすいため皮がむけやすくなりますが、鼻の皮がむけることにはそれ以外にもいくつかの原因があります。



鼻への強い刺激

顔の皮膚は薄くとても繊細です。
そのため、鼻をこする・押すといった刺激が皮むけを引き起こしてしまいます。
鼻をかむ時にティッシュで強くこする、角栓を無理やり押し出すといったケアを行っている方は要注意です。
肌表面が傷つき、皮がむけるだけでなく、赤みを引き起こすこともあるため、鼻を不必要に触らないように気をつけましょう。



過剰・誤ったスキンケア

間違ったスキンケアを行っていると、かえって肌を乾燥させる原因になり、鼻の皮がむけやすくなります。
こすり洗いや熱いお湯での洗顔は、鼻へ大きなダメージを与えてしまいます。
また、毛穴が気になるからとピーリングや毛穴パックを何度も行ったり、あぶらとり紙で頻繁に鼻の皮脂をとったりするのも良くありません。
過剰なお手入れは肌の乾燥や肌荒れを引き起こすため、鼻の皮むけを繰り返すことにもなります。




鼻の皮がむけた時のケア方法

皮むけは肌に負担がかかっている状態なので、肌を労るようなスキンケアが必要です。
前述したような皮むけを起こす行動を控えて、正しいお手入れをしましょう。



手で優しくスキンケア

鼻のケアする場合は、手で優しく触ります。
特に鼻の皮がむけている場合、コットンの繊維や摩擦が肌にダメージを与えることがあるため、手で行うのがお勧めです。
皮むけの部分は化粧水が浸透しにくいため、時間をかけて少量ずつ補給します。



適度な保湿

乾燥が原因の場合、水分と油分のバランスが崩れているため、適度に補ってあげましょう。
保湿力の高い化粧水に変えたり、ケアの最後に油分を含むクリームで保湿したりするのがお勧めです。
クリームでふたをすることで乾燥を防ぎ、皮がむけにくくなります。
量が多いと肌に負担をかけるので、少量をなじませてください。



治らない場合は一旦スキンケアをストップ

いろいろ試してみても皮むけが良くならない場合は、一度メイクやスキンケアをやめてみましょう。
ケアのしすぎが肌にダメージを与えていることもあります。
ぬるま湯洗顔やワセリンのみの保湿で良くなることもあるので、しばらく続けて様子を見てみましょう。


鼻の皮膚はデリケートなため、正しい知識を持ってケアすることが重要です。自分に合ったスキンケアで鼻の皮むけを防ぎ、美しい肌を保ちましょう。