シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】 美肌効果バツグン! 今が旬の「ごぼう」で内側からキレイに

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きんぴらや豚汁、サラダなどに大活躍の根菜といえば「ごぼう」ですね。
私たちにとって身近でなじみ深い野菜ですが、意外にもごぼうを食べる習慣があるのは世界でも日本人だけなのだとか。

だけど、食べないなんてもったいない話です。
独特の風味と歯ごたえがあっておいしいというだけではなく、ごぼうには身体の内側からキレイにしてくれる効果がいっぱいあるんです。

今回は、ごぼうの美容・健康効果を美容皮膚科 シロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。




腸内環境を整えて内側からきれいに

腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが、美容や健康に大きな影響を与えるということは皆さんご存じかと思います。
ごぼうは腸内環境を整えるために効果的な食材です。

ごぼうには、水溶性食物繊維である「イヌリン」、不溶性食物繊維である「セルロース」「リグニン」など、食物繊維がたっぷりと含まれています。

イヌリンなどの水溶性食物繊維は、腸内で水に溶け込みゲル状になることで、有害物質を吸収して体外に排出することに役立ちます。

セルロースやリグニンなどの不溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。
また、腸内で水分を吸収して便のかさを増すことで便の排出を促す効果もあります。

ごぼうを食べて不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を摂ることで、腸内環境を整え、老廃物をしっかりと体外に排出することができるのです。




エイジングケア&肌トラブル改善にも

調理の際には、ごぼうの皮はある程度こすり落としてしまうことが多いかと思いますが、真っ白になるまでこすってしまうのではなく程よく残しておくことをお勧めします。
というのも、ごぼうの皮にも美容に良い成分が豊富に含まれているためです。

ごぼうの皮には、「クロロゲン酸」「タンニン」などのポリフェノール類が含まれています。
これらは強い抗酸化作用を持つため、肌の老化を引き起こす活性酸素を抑える働きがあります。

また、ごぼうに含まれる「アクチゲニン」という成分には、炎症を抑える働きがあるため、肌荒れやニキビの改善にも役立ちます。

今が旬のごぼうを毎日の食事に積極的に取り入れて、腸内環境改善と美肌作りに役立てましょう。