シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】春はシワが目立つ季節!? 早めの紫外線対策でシワ予防

f:id:shirono-blog:20190304204344j:plain

 

シワの原因は加齢によるものだけではありません。
気候による肌へのダメージもシワの原因に大きく影響しており、特に春はシワが目立ちやすい季節といわれています。

今回は、春のシワの原因と対処法を美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。


春のシワは紫外線と冬の乾燥ダメージが原因

シワの原因は乾燥、紫外線、表情の変化によるものといわれ、その中でも紫外線は春の気候に大きく関係しています。
冬の間減っていた紫外線量は2月頃から次第に増加 していきます。
紫外線の中でもシワの発生に関わるといわれるA波(UVA)は、肌の奥にある真皮まで到達し、春でも肌に刺激を与えるには十分な量があるため対策が必要です。
また、冬の寒さや乾燥の影響でダメージを受けた肌は血流が悪く、抵抗力が弱まっている状態です。
そのため、紫外線を浴びると通常よりも強い刺激を受け、さらに春風がほこりや花粉を運ぶので肌に汚れが溜まりやすく、よりダメージを受けてしまいます。




肌へのダメージを防ぐには?

シワの原因となる乾燥と紫外線を防ぐことで、肌へのダメージを抑えハリを保つことができます。



乾燥を防ぐケア

紫外線ケアを行う前に、まずは潤いを与えて肌の状態を整える必要がありますが、潤いを与えるには肌に付着した汚れをキレイに落とさなければなりません。
肌が弱い方は、クリームやミルクなど洗浄力が強くないクレンジング剤を選ぶと良いでしょう。
洗顔はよく泡立ててから、こすらず肌にのせるように行います。
汚れを落としたらヒアルロン酸セラミドといった保湿成分を含んだ化粧水、美容液、乳液などで保湿しましょう。
水分だけを補うと、蒸発するときに肌の潤いも奪ってしまうため、必ず乳液やクリームなどでふたをするようにしてください。



紫外線を防ぐケア

外出するときは必ず日焼け止めや帽子、日傘などを使って対策しましょう。
日焼け止めは日焼けの原因となるB波を防ぐSPFと、シワの発生に関わるといわれるA波を防ぐPAの数値で選びますが、数値が高いものは肌に負担をかけてしまいます。
そのため通勤には数値の低いもの、レジャーには数値の高いものといった外出時間による使い分けが重要です。
長時間外にいる場合はこまめに日焼け止めを塗り直したり、日焼け止めとUVカットウェアを併用したりするとより紫外線防止効果が期待できます。
また紫外線は目からも入るため、UV加工が施されているサングラスを着用するのも効果的です。


乾燥や紫外線など春も肌トラブルに注意が必要ですが、正しい知識やスキンケア方法を取り入れることでキレイな肌を保つことができます。
シワのないハリのある肌を維持するために、日々のケアを怠らずに行いましょう。