シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】肌のたるみや髪に効果的! コラーゲンの正しい摂り方

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肌の弾力が気になり、コラーゲンを摂取している方も多いのではないでしょうか。
何となくではなく、一緒に摂るべき食材や適した摂取時間帯を知ることでより効果が期待できます。

今回は、美容に欠かせない成分として注目されているコラーゲンの正しい摂取方法を美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




肌のハリには欠かせないコラーゲン

コラーゲンはたんぱく質の一つで、人間の体の中にあるたんぱく質の約30%がコラーゲンといわれています。
また、皮膚の約70%をコラーゲンが占めており、肌のハリや弾力を保つためには欠かせない成分です。
コラーゲンは皮膚以外にも骨や軟骨、血管などに多く含まれており、コラーゲンが減少すると体の組織ももろくなるため、しっかり摂取するようにしましょう




コラーゲンの正しい摂り方

コラーゲンはたんぱく質なので、肉や魚など普段の食事からも摂取できます。



コラーゲンが摂れる食材

コラーゲンを含む食材はうなぎや皮付きの鮭などで、魚や肉の皮・骨に豊富に含まれています。
多く摂りたい場合は牛すじ肉や鶏の軟骨、ハモなどの皮が厚めの魚を食べるといいでしょう。
逆に揚げ物や糖分の多いものを食べ過ぎると、コラーゲンの効果が低下するので気をつけてください。
コラーゲンは1日に5g~10g継続的に摂取すると効果が実感できるといわれていますが、食事だけでは難しいためサプリメントと合わせて摂取するといいでしょう。



一緒に摂ると良い栄養素

コラーゲンの効果をより引き出すためにビタミンCやB群、葉酸を一緒に摂りましょう。
野菜や果物に含まれるビタミンCはコラーゲン生成に不可欠な栄養素ですが、体内で生み出せないため毎日意識して摂る必要があります。
肌以外にも髪や爪の健康にも役立つので、サプリメントを利用して補いましょう。
また、糖分の摂りすぎによってコラーゲンが異常たんぱく質に変わってしまう「糖化」は、コラーゲンと同時にビタミンB群や葉酸を摂ることで抑えられるといわれています。
糖化は肌のハリを奪うので、せっかく摂取したコラーゲンが台無しになってしまわないように気をつけましょう。



コラーゲンを摂るべき時間帯

「肌のゴールデンタイム」と呼ばれる夜の10時から深夜2時は、成長ホルモンが活性化して肌を作る時間帯なので、就寝前はコラーゲンを摂るのに最適な時間といわれています。
しかし食事を摂るには遅い時間帯なので、サプリメントを活用するといいでしょう。

コラーゲンはたくさん摂れば良いというものではなく、吸収されなかったものは無駄になる可能性もあります。
時間帯や食生活、コラーゲンの摂取量に気をつけて美しい肌を手に入れましょう。