シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】唇が荒れてしまった時の対処法は?

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乾燥シーズン。普段と特に変わったことをしていないのに、気づいたら唇が荒れてしまったという方もいるのではないでしょうか。
リップクリームは唇の乾燥を防ぐために有効ですが、乾燥して荒れてしまった唇を治す効果はあまり期待できないのだとか。

唇が荒れてしまった時の対処法についてシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎唇は皮膚の中でも真っ先に荒れやすい

唇はお肌と比べて角質層が薄く皮脂腺もないため、栄養不足や外部からの刺激によって荒れやすい部分です。つまり、唇が荒れてしまうのは肌荒れの前触れと言うこともできます。

日頃からきちんと口紅をクレンジングしたり、リップクリームなどで保湿することはとても大切ですが、乾燥しやすい冬場は、同じようにケアしていても唇が荒れてしまうことがあります。また、栄養不足や胃腸が弱っていることが原因になることも多いのです。

 

 

ビタミンB2とビタミンCをしっかり摂ろう

栄養不足によって真っ先に荒れてしまうのが唇です。特に以下のような栄養成分が足りない場合が多いので、唇が荒れてしまった場合はしっかりと食事やサプリメントなどで補給するようにしましょう。

ビタミンB2
粘膜を保護し、皮膚の新陳代謝を促すビタミンB2の不足は、唇や肌を荒らす原因になります。レバーやうなぎ、卵、納豆、チーズなどに多く含まれていますので、積極的に摂るようにしましょう。

・ビタミンC
コラーゲンの生成を促し、粘膜を保護してくれるビタミンCの摂取も唇の荒れの改善に効果が期待できます。みかんやいちごなどのフルーツや、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなどを食事に取り入れるようにしましょう。

 

◎はちみつパックで荒れ改善

荒れてしまった唇のケアにお勧めなのが、はちみつを使ったパックです。

やり方は簡単。はちみつを優しく唇に乗せ、その上からラップで覆って5分~10分程度置いた後、軽く軽く洗い流すだけです。

カサカサと荒れた唇が、はちみつの保湿効果でしっとりと潤いますよ。ただし、あまり長時間続けると逆に水分が失われる原因になりますので、パックの時間は10分以内にしましょう。

唇が荒れてしまった時は、早めのケアで改善を心がけるようにしてくださいね。