シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】女性に嬉しい朗報「家事による消費カロリーベスト4」

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女性は若さを保つために運動やエクササイズが必要だと思っている人が多いですが、毎日の家事でもカロリーは消費されています。
そこでルーティーンである家事をエクササイズに変えて、消費カロリーを増やすことをお勧めします。
今回は、30歳の女性、体重50キロで計算した場合、家事の中でも消費されるカロリーの多い順番に美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




4位「洗濯をする」15分/25kcal

洗濯物を干すという行為は、全身を使うため消費カロリーは高めですが、短時間で終わるので1日における消費カロリーという点では上位にきません。
洗濯は洗濯機に任せることができるので、カロリーを消費できるのは洗濯物を干すときです。
階段を上ってベランダに行ったり、手を上にあげて洗濯物を干したりすることでカロリーを消費することができます。
さらに洗濯物を取り入れて、たたむ時にもカロリーが消費されます。




3位「料理を作る」30分/32,2kcal

料理を作る動作は、意外とカロリーを消費します。
調理中は座って休憩することがなく、手を絶え間なく動かすので消費カロリーが多めです。
また料理の手順など頭の中で整理して行わないといけないので、頭を使うという点でもカロリーを消費します。




2位「買い物に行く」30分/50,6kcal

買い物に行くときは歩いていくのが、一番消費カロリーを増やすことができます。
特にダイエット中は、歩いて買い物に行きましょう。さらにスーパーの店内ではカートを使用せずに買い物をすると、消費カロリーが増えます。
カゴだけを持ち歩いて買い物すると、無駄な買い物を予防することができるので、ダイエットの敵であるお菓子のムダ買いも防止にも繋がります。




1位「掃除をする」30分/62kcal

掃除は体全体を使う家事なので、消費エネルギーが多いです。
掃除機をかける、雑巾がけをする、など手先だけで済ませずに全身を使うことを意識しましょう。
大きく動かせば動かすほど消費カロリーは増加します。ヒザの曲げおろしを加えると脚に筋肉をつけることができ、脂肪燃焼を助けます。


このように毎日行っている家事でカロリー計算してみると、意外とカロリーを消費しているのが分かります。
家事を効率よく進めるのもいいですが、いつもよりも時間をかけて、体全体を使うことで消費カロリーを増やすことができます。
家事でカロリーを消費して、理想のスタイルを手に入れましょう。

【城野親徳の美容コラム】肌のたるみや髪に効果的! コラーゲンの正しい摂り方

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肌の弾力が気になり、コラーゲンを摂取している方も多いのではないでしょうか。
何となくではなく、一緒に摂るべき食材や適した摂取時間帯を知ることでより効果が期待できます。

今回は、美容に欠かせない成分として注目されているコラーゲンの正しい摂取方法を美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




肌のハリには欠かせないコラーゲン

コラーゲンはたんぱく質の一つで、人間の体の中にあるたんぱく質の約30%がコラーゲンといわれています。
また、皮膚の約70%をコラーゲンが占めており、肌のハリや弾力を保つためには欠かせない成分です。
コラーゲンは皮膚以外にも骨や軟骨、血管などに多く含まれており、コラーゲンが減少すると体の組織ももろくなるため、しっかり摂取するようにしましょう




コラーゲンの正しい摂り方

コラーゲンはたんぱく質なので、肉や魚など普段の食事からも摂取できます。



コラーゲンが摂れる食材

コラーゲンを含む食材はうなぎや皮付きの鮭などで、魚や肉の皮・骨に豊富に含まれています。
多く摂りたい場合は牛すじ肉や鶏の軟骨、ハモなどの皮が厚めの魚を食べるといいでしょう。
逆に揚げ物や糖分の多いものを食べ過ぎると、コラーゲンの効果が低下するので気をつけてください。
コラーゲンは1日に5g~10g継続的に摂取すると効果が実感できるといわれていますが、食事だけでは難しいためサプリメントと合わせて摂取するといいでしょう。



一緒に摂ると良い栄養素

コラーゲンの効果をより引き出すためにビタミンCやB群、葉酸を一緒に摂りましょう。
野菜や果物に含まれるビタミンCはコラーゲン生成に不可欠な栄養素ですが、体内で生み出せないため毎日意識して摂る必要があります。
肌以外にも髪や爪の健康にも役立つので、サプリメントを利用して補いましょう。
また、糖分の摂りすぎによってコラーゲンが異常たんぱく質に変わってしまう「糖化」は、コラーゲンと同時にビタミンB群や葉酸を摂ることで抑えられるといわれています。
糖化は肌のハリを奪うので、せっかく摂取したコラーゲンが台無しになってしまわないように気をつけましょう。



コラーゲンを摂るべき時間帯

「肌のゴールデンタイム」と呼ばれる夜の10時から深夜2時は、成長ホルモンが活性化して肌を作る時間帯なので、就寝前はコラーゲンを摂るのに最適な時間といわれています。
しかし食事を摂るには遅い時間帯なので、サプリメントを活用するといいでしょう。

コラーゲンはたくさん摂れば良いというものではなく、吸収されなかったものは無駄になる可能性もあります。
時間帯や食生活、コラーゲンの摂取量に気をつけて美しい肌を手に入れましょう。

【城野親徳の美容コラム】「ワックス脱毛」と「医療脱毛」の併用が勧められない理由

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施術部位や個人によって差はありますが、医療脱毛がすべて完了するまでには1~1年半程度の期間がかかります。
そのため、完了するまでの期間はセルフでムダ毛処理をする必要があります。
しかし、このときにワックス脱毛をすると、医療脱毛の効果が十分に得られなくなってしまうことがあるため要注意。
医療脱毛とワックス脱毛の併用には、どのようなリスクがあるのか美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




「医療脱毛」と「ワックス脱毛」の併用はNG!

結論からいうと、医療脱毛とワックス脱毛の併用はNGです。
そもそもワックス脱毛とは、ムダ毛を毛根から抜き取る除毛方法のこと。
脱毛という名前がついていますが、引き抜いているだけなので、しばらくすればまた新しいムダ毛が生えてきます。
「では医療脱毛と併用してもいいのでは?」と思う方が多いかもしれません。
しかし、医療脱毛中にワックス脱毛を行うと、さまざまなリスクが伴うのです。

次に医療脱毛とワックス脱毛を併用したときのリスクをご紹介します。




医療脱毛にワックス脱毛を併用したときのリスクとは?

医療脱毛の効果が得られなくなる

医療脱毛は、黒い色素に反応するレーザーを照射することで毛母細胞にダメージを与えています。
つまり黒い毛根がないと、脱毛効果を得ることができません。
ワックス脱毛をすると毛根からムダ毛が引き抜かれてしまうため、レーザーを照射しても脱毛効果が得られなくなってしまうのです。



医療脱毛の効率が悪くなる

ワックス脱毛をしたあと、しばらくすれば再び毛根が作られますが、脱毛効果が得られるようなムダ毛が生えるまでには1~2カ月かかります。
つまり、ワックス脱毛をするとムダ毛が生えるサイクル(毛周期)が乱れるため、医療脱毛の効率が悪くなってしまうのです。
すでに次回の施術の予約をしていた場合は、その予約を取り消す必要もあります。




医療脱毛中に適したムダ毛の処理方法とは?

医療脱毛とワックス脱毛の併用にはリスクが伴うため、お勧めできません。
また、毛抜きもワックス脱毛と同じようにムダ毛を引き抜く行為ですから、医療脱毛中はNGとなります。

脱毛中にムダ毛処理をするときには、ワックスや毛抜きではなく電気シェーバーを使うようにしましょう。
電気シェーバーであれば毛根を残すことができるため、毛周期を乱すことなく脱毛効果を得ることができます。


ワックス脱毛はムダ毛を一気に処理できるため、メリットが多いように思えます。
しかし、医療脱毛の効果を半減させる恐れがあるため、脱毛を考えているという方や、すでに脱毛をしているという方は併用を避けましょう。

【城野親徳の美容コラム】カサカサしてませんか?「くちびる美容」について

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これから涼しくなってくるにつれ、空気が乾燥する季節がやってきますね。
顔や手肌の乾燥も気になりますが、カサつきやすい部分といえば「くちびる」も忘れてはいけません。

くちびるについてのケア知識はあまり知られていません。
実は、お肌よりもデリケートな部分であることを知り、まず正しいケア方法を知ることが大切です。
美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がお伝えします。




くちびるはとてもデリケート!

くちびるには、お肌と異なり皮脂腺や汗腺がありません。
このため、外的刺激から守る皮脂膜がなく刺激を受けやすい部分です。
また、水分が蒸発しやすいため、乾燥しやすい部分でもあります。

さらに、粘膜であるくちびるには紫外線からお肌を守るメラニン色素が存在しません。
紫外線を防止できず日焼けをしやすい部分でもあるのです。

美容の大敵「紫外線」と「乾燥」の影響を受けやすいのがくちびるなのです。




くちびるの乾燥や悪化を招く習慣

以下のような習慣は、くちびるを乾燥させたり、乾燥を悪化させたりすることにつながります。

・外出時、UVケア機能のないリップを使用している
・食事の際、ペーパーなどでごしごし擦る
・口紅をしっかり落としていない
・くちびるを舐める
・メンソールなどの刺激のあるリップを必要以上に使う
・歯磨き粉の洗い残し
・香辛料や塩辛いものの刺激


くちびるの荒れがなかなか治らないという人は、上記のような習慣がないか見直してみましょう。

ご自宅ではオリーブオイルやはちみつを使ってラップパックをすると良いでしょう。
蒸しタオルを置くとさらに血行促進に効果的です。




「くちびる外来」でできること

クリニックで行っているくちびるのシミや色素沈着に対する治療は、お肌に比べて即時効果を実感しやすく、改善が早い治療になります。

お肌のシミ治療は、3ヵ月から半年かけて改善していきますが、くちびるには奥に潜むメラニン色素が存在しないため、レーザーによる治療後の炎症(色素沈着)が起こりにくく、一度の照射でシミやくすみを解消することが可能です。

その他、セクシーなボリュームのあるくちびるやアヒル口にはヒアルロン酸注入が有効です。
口角を上げるボトックス注入、くちびる周囲のシワをとるフラクセルレーザー、リップラインをはっきりさせるアートメイクなど。
クリニックではさまざまな治療方法でくちびるのお悩みを改善することができます。

【城野親徳の美容コラム】下半身太りの原因は姿勢かも!? 「反り腰」の原因と対策について

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だんだん薄着になる季節、
「ダイエットしても顔や胸から痩せて、気になる下半身が全然痩せない!」
というお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな下半身太りの原因は、骨盤が前に傾いた「反り腰」になっているからかもしれません。
反り腰と下半身太りの関係について、美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がお伝えします。




「反り腰」ってどんな状態?

人間の背骨は、本来緩やかなS字カーブを描いています。
「反り腰」は、この自然なカーブが崩れ、腰のあたりが不自然に沿ってしまっている姿勢です。

人間の身体は、もともと前側に重さが偏っているもの。
前に倒れないように後ろ側の筋肉で支えることで姿勢を保つようにできているのですが、この姿勢を保つための筋肉が弱いと、重さに負けて骨盤が前側に傾いてしまいます。
そこで身体が前に倒れてしまうことを防ぐために、腰を反らせてバランスを取る姿勢になります。これが反り腰です。

自分が反り腰かどうかを確かめるには、靴を脱いで壁に頭と背中、お尻をぴったりとくっつけて立ってみましょう。
この状態で腰と壁の隙間に手を入れてみて、楽に差し込めるようであれば反り腰です。




腰痛や猫背は下半身太りの原因に!

反り腰は筋力が弱く、ハイヒールを履くことが多い女性に多く見られる姿勢です。

反り腰の人は、同時に猫背にもなりやすくなります。
また、筋肉のバランスが崩れることによって腰に負担がかかりやすくなり、慢性的な腰痛の原因になってしまいます。

さらに、お尻の筋肉が使われないことによってお尻が垂れたり大きくなったり、太ももの前側や外側が張って太くなったり、下腹がぽっこりと出てしまったりといった「下半身太り」の原因にもなるのです。




反り腰を改善するために意識することは?

反り腰を改善するには、姿勢を保つための筋肉を正しく使って骨盤を立てることが大切です。
普段から、立っている時も座っている時も、頭のてっぺんから糸で吊るされているようなイメージで姿勢をまっすぐにすることを意識しましょう。

「姿勢を正す」と言われた時に、無意識に背中に力を入れて腰を反らせる癖が付いている方が多いので、腰を反らせるのではなく骨盤を立てることをイメージするようにしましょう。

ヒールの高い靴は反り腰の原因になるので、反り腰が気になる方は高すぎるヒールの靴はなるべく避けることをお勧めします。

【城野親徳の美容コラム】【良い睡眠が美しさの元】女性ホルモンと睡眠の関係とは

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不規則な睡眠や睡眠不足は、肌や生理、体質など女性の健康に悪影響を与えることがあります。
中でも、「女性ホルモン」に与える影響は強く、美容も健康もキープしたい女性にとって睡眠不足は大敵と言える存在なのです。
今回は、その影響と女性ホルモンの分泌のために必要な睡眠法について美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




不規則な睡眠や睡眠不足が美容に与える影響とは

睡眠不足は、肌荒れやくすみ、ニキビやたるみなどさまざまな肌トラブルを引き起こします。
睡眠時間が短くなってしまったり、睡眠の質が悪かったりするとホルモンバランスが崩れ、ターンオーバーの乱れを起こし肌が正常に機能しなくなるのです。
また、成長ホルモンも睡眠不足などによって分泌量が減ってしまいます。
成長ホルモンは肌の健康を保ったり、髪や爪をキレイに保ったりするために欠かせないホルモンです。
睡眠不足で成長ホルモンの分泌が乱れると髪の毛も抜けてきたリ、白髪や枝毛などがでてきてしまうこともあります。



女性ホルモンと睡眠の関係とは

結論から言うと、睡眠と女性ホルモンの分泌には深い関係があります。
その理由とは、実は女性ホルモンの働きに左右されやすいのが睡眠メカニズムであること。
つまり、女性ホルモンのバランスがおかしくなっていると、睡眠も質の良いものが取れなくなってしまうのです。
特に女性は、月経や妊娠・出産、更年期など、ホルモンバランスを男性よりも崩しやすいく、睡眠障害も男性よりも多いとされているのは、まさに女性特有の症状が原因だといえるでしょう。



女性ホルモンの分泌を増やすために寝る時間にこだわろう

女性ホルモンと睡眠は密接に関係しているということが分かったかと思いますが、では一体どういう睡眠をとれば女性ホルモンの分泌を活発にできるのかが気になりますよね。
この女性ホルモン、実はその多くがノンレム睡眠をしている際に生成されています。
ちなみに、ノンレム睡眠とは深い眠りについている睡眠時間のことを指します。
深い睡眠を促すホルモンとして、メラトニンという昼の明るい間は分泌されず、暗くなると分泌が盛んになるホルモンがあります。
これが最も分泌される時間帯というのが22時から夜中の2時で、これは「肌のゴールデンタイム」とも呼ばれていますよね。
ですので、できるだけこの時間帯に睡眠をとる努力をすれば、女性ホルモンにも良い影響を与えることになるのです。



女性ホルモンの分泌を増やすためにストレスをなくそう

ストレスは体に一切良い影響を与えません。
そして、もちろん睡眠にも悪影響を与えてしまいます。
ストレスは女性ホルモンの分泌を妨げるホルモンを生成する働きがありますから、ストレスを持っていることによって女性ホルモンが低下しやすくなってしまいます。
寝る前に少量の白湯か常温水を飲んでから眠ると、血液が循環しやすくなりますから、イライラも収まってきますので、こういったものを飲んでから寝ることでストレスレスな良質な睡眠をとることができ、女性ホルモンの分泌を促します。
睡眠不足は「睡眠を改善しよう」という意識を持ってこそ改善していくことができます。
まずは「女性としての自分」に睡眠不足が悪影響であることを考え、生活習慣、ストレス改善から安眠しやすい環境を作っていきましょう。

【城野親徳の美容コラム】シミができるメカニズムをおさらいして予防方法をチェックしよう!

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メラニンが過剰に作られるとシミができる」という話は有名ですよね。
しかし、シミができるまでの詳細なメカニズムまでは知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、メラニン生成からシミが発生するまでのメカニズムを美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




今こそ再確認! シミができるメカニズム

1. 紫外線によって肌が刺激される

もともとメラニンは紫外線を吸収し、肌への影響を抑えるという役割を持っています。
いわばメラニンは、肌を紫外線から守る盾のような存在なのです。
そのため、実際に肌が紫外線によって刺激されると「メラニンを作って!」という情報伝達物質が肌の表皮細胞であるケラチノサイト内で生成されます。
なお、この情報伝達物質のことをメラノサイト活性化因子といい、ストレスや喫煙などで発生する活性酸素によっても生成されます。



2. メラノサイトが活性化する

メラノサイトとは、メラニンを作り出す色素形成細胞のこと。
紫外線や活性酸素によって生成された情報伝達物質がメラノサイトに伝わると、メラニンの合成が促進されます。



3. メラニンが生成される

メラノサイトの中では、チロシンというアミノ酸メラニン生成酵素チロシナーゼによってメラニンに変化します。
チロシナーゼが増えることで、メラニンが生成されていくのです。



4. メラニンが転送される

メラノサイト内で作られたメラニンは、紫外線によって刺激を受けたケラチノサイトに転送されます。
これは、紫外線から肌を守るために送られるものです。



5. メラニンが過剰に作られるとシミになる

メラニンが過剰に作られてケラチノサイトに溜まると、目に見えるシミになってしまいます。
この一連の流れが、シミが生成されるおおまかなメカニズムになります。




シミを作らないためにできることとは?

紫外線や活性酸素などの刺激を受けるとメラノサイトメラニンが合成され、肌表面に送られます。
それがどんどん蓄積されると、なかなか消えないシミができてしまうのです。
シミを作らないためには紫外線対策をしっかり行うこと、ストレスや喫煙などの刺激をできるだけ避けることが大切です。
また、日々のスキンケアもシミを対策する上で重要になります。
メラニンの生成を抑制する化粧品を使用することで、シミができる前に待ったをかけることができます。
紫外線対策や生活習慣の改善に加え、スキンケアをしっかりと行うこともシミ対策の重要ポイントになるのです。


シミができるメカニズムを知ると、日頃の紫外線対策やスキンケアがどれだけ重要か分かってきます。
しかし一度シミができると、自分の力だけで改善させることは難しくなってしまいます。
透明感のある肌を取り戻したいという場合には、美容皮膚科でレーザー治療を受けるのがお勧めです。
今あるシミを改善させるためにはプロの手の力を借り、これからできるシミを防ぐためには日々の紫外線対策やスキンケアをしっかりと行うことが大切です。