シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】オバサン顔を作る「ほうれい線」は表情筋のトレーニングで改善しよう!

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ほうれい線があるだけで、見た目年齢が大幅にアップしてしまうことをご存知でしょうか? たとえメイクやヘアスタイルなどで若々しさを出していても、ほうれい線があると5歳以上も老けて見られるといわれています。これでは、せっかくのオシャレも台無しになってしまいますよね。
なぜほうれい線が深くなってしまうのか、改善法としてお勧めのトレーニング法とあわせてシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 


◎ほうれい線が深くなる主な原因
・肌の弾力低下
紫外線を浴びると肌にダメージが及び、コラーゲンが減少してしまいます。すると、肌の弾力が低下して、重力に引っ張られるように頬にたるみが生じます。そのたるみと口元の境目が濃くなることで、深いほうれい線が刻まれてしまうのです。

・表情筋の衰え
顔の表情を作る表情筋が衰えると、その上にある皮膚や脂肪などを支えるのが難しくなります。皮膚や脂肪が支えられなくなると、頬のたるみが進行し、ほうれい線が深くなってしまいます。

・悪い姿勢
猫背などの悪い姿勢が習慣になっていると、あごが前に突き出し、頬が引っ張られて口元がゆるんでいきます。また、悪い姿勢を続けていると筋肉も衰えるため代謝が悪くなり、深いほうれい線やフェイスラインの崩れを招いてしまうのです。

 

◎ほうれい線を改善する表情筋トレーニング

・舌出しトレーニング
1. 姿勢を正して、顔を天井に向ける
2. 上を向いたまま、舌を天井に向かって突き出す
3. 10秒ほどキープしてからゆっくりと舌を戻し、顔も正面に戻す
4. 一連の動作を2~3回くり返す

・舌回しトレーニング
1.唇を閉じたまま、舌で上下の歯茎をなぞるように回転させる
※ほうれい線を口の内側から伸ばすようなイメージで行うと効果的。
2. 右回し20回、左回し20回をくり返す

・頬と目元のリフトアップトレーニング
1.顔は正面を向けたまま、口で「お」の形を作る
2.鼻の下をぐーっと伸ばしながら、目線を真上に向ける
※この時、頬の筋肉を目に近づけるように持ち上げると効果的。
3. そのまま10秒キープし、顔をゆっくりと元の状態に戻す
4. 一連の動作を2~3回くり返す

以上、ほうれい線の原因と、ほうれい線を防ぐ表情筋トレーニングについてご紹介しました。テレビを見ている合間や寝る前の時間などに、気軽に取り入れることができます。表情筋トレーニングと一緒に、丁寧なスキンケアや姿勢の矯正も行って、ほうれい線を防いでいきましょう。