シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】コーヒーVS紅茶美容に良いのはどっち?

f:id:shirono-blog:20171004131940j:image

涼しくなってくると恋しくなるのが、コーヒーや紅茶など温かい飲み物。あなたはコーヒー派? それとも紅茶派でしょうか。

どちらも好きで気分に合わせて選ぶという方もいるかもしれませんね。

今回は、美容効果の点で見た場合にコーヒーと紅茶ではどんな違いがあるのかを城野クリニック総院長 城野 親徳がご紹介します。

 


◎コーヒーを飲む人はシミができにくい!?
コーヒーにはクロロゲン酸などのポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールと言えば赤ワインを思い浮かべる方が多いかと思いますが、コーヒーにも赤ワインと同じぐらい含まれているんです。

ポリフェノールは強力な抗酸化物質です。お肌の細胞を傷つけてシワやシミの原因となる活性酸素の働きを抑えてくれるので美肌効果が期待できるんです。

「1日2杯以上コーヒーを飲む人は、それ以下の人と比べてシミが少ない」という研究結果もあるんですよ。

また、ホットコーヒーには血糖値上昇を抑制する働きがあり、脂肪の蓄積を防いでくれます。コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪分解酵素「リパーゼ」を活性化する働きもあるため、コーヒーにはダイエット効果も期待できるんです。

コーヒーの香りにはリラックス効果やストレス解消効果もあると言われています。

◎紅茶には美容液にも用いられる美白成分が……!

抗酸化作用については、紅茶も負けていません。紅茶にはカテキン、テアルビジン、テアフラビンなどのフラボノイド(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれていて、お肌のエイジングケアに効果を発揮してくれます。また、紅茶には美白成分として有名な「ハイドロキノン」も含まれています。

化粧水や美容液の成分として用いられていますが、もちろん紅茶を飲むことでも美白効果が期待できます。

さらに、カリウムやカルシウムなどのミネラル類、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどのビタミン類も豊富なので、身体の新陳代謝を整えることにも役立ちます。

コーヒーや緑茶には身体を冷やす作用がありますが、紅茶は身体を温めると言われています。ショウガと組み合わせたショウガ紅茶ならさらにポカポカ効果アップ! 冷えは美容の大敵なのでうれしいですね。

コーヒー、紅茶ともに美容効果が期待できる飲み物と言えそうですね。温かい飲み物には身体をポカポカ温めてくれて、代謝を高める効果もあります。食後や午後のリラックスタイムなどに、おいしいコーヒーや紅茶を飲んで美肌を目指しちゃいましょう。