シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】実はスーパーフードだった!? 「味噌汁」の美容効果

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味噌汁は室町時代からの伝統的な食品で、栄養価も非常に高いです。
それに加えて色々なすばらしさを秘めている、味噌汁の効果についてシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

栄養が満点

味噌にはたんぱく質をはじめ、ビタミンB群、ミネラル、食物繊維、脂質などと栄養価が満点です。そして「かつおぶし」や「こんぶ」などのだしを使うとさらに栄養価が高まります。
まず昆布はカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれ、がん細胞を縮小されるフコイダンも多く含まれています。カルシウムが多く含まれている煮干し、細胞を活性化させる「しいたけ」などをだしとして利用することは大きな効果があります。

 

コレステロール値を下げる

味噌汁にはコレステロール値を抑制する効果があるといえます。
必須脂肪酸であるリノール酸が含まれていて、リノール酸コレステロールを排出する役割を果たします。
また、大豆ステロールは腸においてコレステロールの吸収を抑制する働きがあります。コレステロール値が下がると血液はサラサラになり、多くの病気の予防にもなります。

 

糖尿病を予防する

味噌汁は空腹時血糖値を下げる効果があります。
身体には体脂肪を燃やしたり血糖値を下げたりするアディポネクチンというホルモンが存在しています。大豆たんぱくにはこのホルモンを増やす役割があることから、味噌汁を飲むと血糖値が下がります。
糖尿病は合併症を伴う恐ろしい病気です。合併症となると失明、人工透析、足の切断を余儀なくさせられて、生活の質が著しく低下する恐れがあります。
薬やインシュリンを打つよりも、味噌汁を毎日飲む方がよほど健康的で経済的です。

 

骨粗鬆症の予防

味噌にはカルシウムが多く含まれており、また豆腐などの具を組み合わせると、さらに多くのカルシウムが摂取できます。
特に女性は更年期以降、女性ホルモンが少なくなると骨密度が過度に減ります。そうなると少しの衝撃や転んだりしたりすると骨折しやすくなり、腰が曲がったりします。そのような不具合を防ぐためにも味噌汁を飲む習慣が大切です。

 

美容に大きな効果をもたらす要因

味噌汁のビタミンEの働きにより、エイジングケアにも非常に効果的です。
また、味噌汁を飲むとメラニンが合成されるのを防ぐ美白効果もあるといわれているので、シミ、そばかすの予防にもつながります。

このようにさまざまな魅力的な効能を兼ね備えた味噌汁なので、飲まないのは本当にもったいないです。ただ塩分を含むので飲みすぎてもよくないが、具を多くして汁を減らすなどの工夫も行ってください。