シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】気になる乾燥、しわ、たるみ…冬の肌トラブルを改善しよう!

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冬は、普段肌トラブルがない方でも乾燥が気になる季節です。
乾燥が引き起こす肌トラブルは深刻で、放っておくとしわやたるみ、さらには恒常的な肌老化へとつながります。
湿度の低い季節でも環境要因に負けない、肌づくりのコツを美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。




肌乾燥が引き起こす被害とは?

小じわ

肌の水分が不足すると、特に皮膚組織の薄い目元や口元にちりめんのような小じわができてきます。
この段階においては、日々のケアで改善することが可能です。



たるみ

乾燥により肌の内側(真皮)の水分保持量が低下することで、弾力も失われていきます。
その結果、肌のハリがなくなり、たるみを引き起こしてしまいます。



くすみ

弾力が失われた肌は同時にターンオーバーサイクルも乱れてしまうため、皮膚の新陳代謝が悪くなり、皮膚表面がくすんで見えます。



恒常的なしわ

皮膚が乾燥することで日々少しずつ刻まれた小じわは、いよいよ「慢性的なしわ」として定着します。




冬の乾燥肌を防ぐ方法

洗顔後すぐの水分保湿

朝の洗顔時はスケジュールの都合上、すぐに化粧水をつける方も多いのではないでしょうか?
朝同様に夜の入浴後もすぐの水分保湿をお勧めします。
洗顔で肌が柔らかくなり、基礎化粧品を受け入れやすいコンディションになっている状態を活かしましょう。



クリームで潤いを閉じこめる

化粧水で水分補給をたっぷり行った後は、その流れですぐにクリームなどの油分をつけましょう。
水分の補給だけでは毛穴表面から水分が蒸発し、元々肌にあった水分までなくなってしまいます。
スキンケアの仕上げとなるクリーム(油分)を補うことで水分の蒸発を防ぎ、潤いのある肌を維持することが可能です。



日々の栄養バランスを考える

肌の潤いを維持する役目を担っている水溶性ビタミン類は、体内で生成できないものが多いです。
水溶性ビタミンの一つであるビタミンCは、肌の真皮細胞にある線維芽細胞が活発に働くのを手伝ってくれます。
線維芽細胞の働きを活性化することで、肌の潤いを維持・向上することが可能です。
毎日の食生活でビタミン類を摂取できていない方は、この機会に食生活の見直しをしてみてください。



肌の乾燥は、2大老化原因の一つです。一時のスキンケア怠慢やバランスの偏った食事が、将来の肌コンディションを左右します。
毎日コツコツと肌に潤いを与え、食生活に配慮しながら冬の肌トラブルを引き起こさないようにしましょう。