【城野親徳の美容コラム】 ひと手間プラスでおばさん顔改善!「肝斑」を隠すメイクテクニック
顔の広範囲に出現してしまう「肝斑」は、ファンデーションをひと塗りするだけではカバーするのが難しいですよね。
とはいえ、何度も厚くファンデーションを塗ったり、たくさんのアイテムを重ね塗りしてしまうと、厚化粧になってオバサン顔になったような印象を与えてしまいます。
ナチュラルさを残しながらも肝斑をカバーするためには、一体どのようなメイク方法を取り入れればいいのでしょうか。
今回は、女性の大きな悩みとなる「肝斑」をカバーする上手なメイクテクニックをシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。
肝斑を隠すメイクテクニック3つ
コンシーラーで隠す方法
クマやシミ隠しなどでも活躍してくれるコンシーラーは、カバー力が高いためファンデーションを厚塗りしなくても肝斑をキレイに隠すことができます。
とくに、ピンポイントでカバーできる筆タイプのコンシーラーは使い勝手がよくお勧めです。
~コンシーラーで隠す際の手順~
1.顔全体に化粧下地とリキッドファンデーションを塗り、ベースメイクの土台を作る
2.肝斑部分に、自分の肌よりやや暗めのコンシーラーを重ねる
※ベタッと一気に塗るのではなく、筆先でちょんちょんと少しずつ塗るのがポイント
3.指の腹で軽く叩きながらコンシーラーを馴染ませる
4.ルースパウダーやハイライトパウダーをブラシでふんわりと重ねる
ファンデーションで隠す方法
肌に合うコンシーラーが見つからない場合は、いつも使っているファンデーションでも肝斑を隠すことができます。
ただし、明るめのファンデーションだと塗った部分が目立ってしまうため、自分の肌よりやや暗めのファンデーションを使うことが大切です。
~ファンデーションで隠す際の手順~
1.顔全体に化粧下地と、やや暗めのファンデーションを塗る
※ファンデーションはリキッドタイプでもパウダータイプでもOKですが、できるだけカバー力が高いものを選ぶのがポイント
2.ファンデーションを指の腹に取り、肝斑にポンポンと重ねる
※コンシーラーと同じように、少量ずつ丁寧に乗せていく
3.ルースパウダーやハイライトパウダーを重ねる
チークで隠す方法
コンシーラーやファンデーションを駆使しても肝斑が上手く隠れないという場合には、チークでぼかす方法がお勧めです。
ブラウン系のチークを使えば、肝斑と肌との境目がぼやけて、肝斑を目立たなくすることができます。
~チークで隠す際の手順~
1.上記の手順でコンシーラーやファンデーションを使い、ベースメイクを完成させる
2.ブラシにブラウン系のチークを取り、肝斑部分にふんわりと乗せる
※濃いと不自然な印象になるため、あくまでも自然な血色に仕上げるようにする
肝斑がキレイに隠れると、大幅に若返ったような印象を与えることができます。
毎日のメイクではベースメイクに力を入れて、気になる肝斑のカバーをしていきましょう。