【城野親徳の美容コラム】アフターケアが重要! ほくろ除去をする時のポイント
「ほくろが気になる!」「ほくろがコンプレックス!」という人は少なくないもの。 ほくろの性質やほくろ除去の方法、注意点について確認してみましょう。
ほくろについての基礎知識
ほくろというのは医学的には色素性母斑と呼ばれ、メラニン色素を含む細胞(メラノサイト)がその場所に多く集まってしまった状態です。
ほくろには、生まれつきものと、成長途中でメラニン色素が増えることによって現れるものがあります。
ただし中には、単にメラノサイトが集まったほくろだけではなく、基底細胞がんや悪性黒色腫などの腫瘍が、ほくろのようになっている場合もあるので注意が必要です。
自分のほくろがどういった種類のものかを判断するのは難しいので、気になる場合はクリニックで相談するのが良いでしょう。
ほくろ除去の施術方法
ほくろが気になるので除去したいという場合には、いくつかの方法があります。
ほくろを切除する切除縫合法やくりぬき法、レーザーを使ってほくろを除去するレーザー治療のほか、液体窒素でほくろを除去する凍結療法というものもあります。
ほくろの種類や大きさや位置、状態などによっても適切な施術方法というのは変わってきます。
特に、唇や目の周りの柔らかい皮膚などデリケートな部位できたほくろは除去しにくい場合があります。
ほくろ除去後の注意点とは
ほくろを除去したまま放置していると、皮膚がとてもデリケートになっているため、後々思わぬトラブルにつながる場合があります。
施術によって表皮の守る力が一時的に弱まった状態で紫外線をたくさん浴びると、ほくろが再発してしまうこともあります。
また、ケアをしないと傷跡が残ったり炎症を起こしてしまったりする危険性もあります。
施術をした後には、きちんとアフターケアをするようにしましょう。
アフターケアのポイント
ほくろ除去後にはアフターケアまできちんと指導してくれるサロンやクリニックを選ぶと良いでしょう。
消毒液やクリームなどを処方された場合には、用法用量を守ってケアしてください。
ほくろを除去してから傷あとの皮膚が周囲となじむまでの間は、絆創膏かテープを貼って保護しましょう。
このテープは傷痕の保護だけでなく、ほくろの原因となる紫外線を防止してくれる効果もあります。
さらに、日焼け止めや帽子、サングラスやストールなどで紫外線対策を万全にすることも治療の跡をキレイに治すための極意です。
【城野親徳の美容コラム】翌朝スラリ!お休み前のケアで脚のむくみを解消しよう
夕方になるにつれて現れる脚のむくみは、靴もキツくなりシルエットも崩れる女性の大敵です。
しっかりと夜のうちにケアをしないと翌日までむくみを引きずることもあるので、ほっそりとした脚を保ちたいなら徹底したケアが欠かせません。
今回は、脚のむくみにどんなケアが有効なのか、むくみを引き起こす原因と共に探ってみましょう。
1日の終わりに脚がむくんでしまう原因
そもそも、なぜ脚のむくみは夕方や夜になるにつれて現れるのでしょうか? その原因には、以下のようなものが挙げられます。
・血行不良
立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けていると、血行が悪くなってむくみを引き起こします。本来は血液の流れによって排出されるはずだった水分が下半身に残ってしまい、一回り太い脚になってしまうのです。
・重力
夕方~夜になって脚がむくみ下半身が重くなるのは、重力によって体内の水分が下半身に移動するため。寝ている時は体を水平にしているので水分が全身に分散しますが、起きて体を縦にしていると、おのずと脚のほうに水分が溜まってしまうのです。
むくみを持ち越さない! お休み前のケア方法
脚のむくみを解消して、慢性化を防ぐには「寝る前のナイトケア」が欠かせません。
以下の方法を実践して、むくみ知らずの脚を目指しましょう。
・足首のストレッチ
寝る前に足首のストレッチをすることで老廃物が流れやすくなり、むくみのない引き締まった足首を作ることができます。1分もあればできるので、就寝前に実践してみましょう。
1.ベッドなどに仰向けに寝て、息を吐きながら、両足の爪先をお腹のほうに引き寄せるように反らせます。かかとを突き出してアキレス腱を伸ばすようなイメージで行いましょう。
2.そのまま10秒間キープします。
3.今度は爪先をゆっくりと伸ばして、アキレス腱を縮めます。足首の前側をグーッと伸ばすようなイメージで行いましょう。
4.そのまま10秒間キープし、再び1の体勢に戻ります。爪先を反らしたり伸ばしたりを2~3回くり返しましょう。
・むくみ解消ソックスを履く
手軽にむくみを解消したい人には、着圧ソックスがお勧めです。着圧ソックスは脚に圧力を加えることで、雑巾絞りのように脚に溜まった余分な水分を絞り出してくれます。夜に使うなら、就寝中にも使える着圧ソックスがお勧めです。履いたまま寝ることで、翌朝には1回りスッキリした脚に戻すことができますよ。
就寝中に履けないタイプのソックスは、寝る前の2~3時間に着用しましょう。
帰宅してすぐに着用すると、脚のむくみと疲れを軽くすることができます。
・足を高く上げて寝る
着圧ソックスがない場合、ソックスの着用感が苦手な方は、毛布やクッションなどを足元に置いて足を上げて寝るようにしましょう。
方法はとても簡単で、10cmの高さのクッションに、ふくらはぎから下を乗せて寝るだけ。高すぎるとかえって血液やリンパの流れを悪くしてしまうので、10cm以上のクッションは使用しないでくださいね。
適度な高さのクッションがない場合は、タオルケットや毛布を折って足の下に敷く方法がお勧めです。
足を高くして寝ることで、下半身に溜まった水分を素早く分散させることができますよ。 スッキリとした脚で毎日快適に過ごすため、ぜひケアを行てってみてください
【城野親徳の美容コラム】飾るだけじゃ得られない! 食べて得るカボチャの美肌効果
10月といえばハロウィンです。アメリカではハロウィンの日にさまざまなイベントや仮装行列が行われ、その報道をテレビでよく見ますね。テレビだけじゃなく、街を歩いていてもカボチャのジャック・オー・ランタンが視界に飛び込んできます。
そんなカボチャは飾るだけじゃなく、食べることで非常によい効果が得られます。
【城野親徳の美容コラム】では、そんなカボチャの魅力についてご紹介します。
カボチャが美肌によい
ハロウィンで大活躍するカボチャには、美肌に効果的な栄養素があるのです。
カボチャにはβカロテンが含まれています。
βカロテンは体内で抗酸化作用の強いビタミンAとして働くほか、粘膜などの細胞を強化し免疫力を高め、肌の健康を維持します。
ビタミンCも多く含まれています。
ビタミンCはメラニン色素を抑制して分解するためシミ予防になるほか、コラーゲンを生成するために必要な栄養素ですから毎日の食事で摂りたいですね。
ビタミンEも豊富で活性酸素を消す力があります。
活性酸素を無害化したビタミンEは、ビタミンCによって復活し、新たに活性酸素を無害化するようにできるため、このビタミンCとEの組み合わせて摂れるのは非常に効果的です。
カボチャにはカリウムも含まれ、カリウムはむくみを解消に効果的なほか、血圧を下げる効果があります。
カボチャはカリウム、ビタミンA・E、食物繊維なども含み、特にカボチャの皮に食物繊維が多いので腸内環境を整えたい方は皮ごと食べると良いでしょう。
また、ビタミンEとβカロテンは脂溶性ですから、油を使って調理すると吸収しやすくなります。
βカロテンやビタミンには保温効果があるので、冬に体が冷え気味な人にお勧めです。
カボチャは保存がきく
カボチャは夏に収穫されます。そのまま市場に出る種類もありますが、一般的なカボチャはそのまま2ヵ月ほど寝かせ、水分が抜けると食べ頃になります。
しかも、丸ごと1個のカボチャの場合では買った後さらに1~2か月保存ができる保存食なのです。
そのため、冬に食べるのもオススメです。
ただ、普通にカットした状態では4~5日の保存が限度ですが、カットされたカボチャでも長持ちさせる方法があります。
カットされたカボチャの冷凍保存方法
1. スプーンで種とワタを取り除きます
2. 適当な大きさにカットする(1/4など)
3. カットされたカボチャをビニール袋などに入れ密閉します
4. 冷凍庫へ入れ冷凍保存する
このようにすることで、カットしてないのと同じように1~2か月程度保存が可能です。 冷凍したカボチャは煮物などがオススメです。
カボチャは体を温める効果もあり、非常に栄養価が高い野菜です。
美肌にダイエット、便秘解消や免疫力などマルチな効果が得られるため、ヘルシーな食事を摂ろうと思ったらまずカボチャを選ぶと良いでしょう。
【城野親徳の美容コラム】美しく痩せる! 鍋ダイエットの効果とお勧め具材
冬の食卓の主役といえばやはり鍋ですが、鍋がダイエットにとても効果的だというのをご存知でしょうか?
鍋の具は野菜中心であり、スープに溶け込んだ栄養までたっぷり摂れるので美容と健康に最適なのです。
ここでは、短期間でリバウンドなく痩せられる鍋ダイエットについてシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。
◎なぜ鍋ダイエットで痩せられる?
ダイエットに欠かせないのは新陳代謝を上げてカロリーを消費することです。
そのためには温かい料理で体を温めるのが効果的ですから、鍋はまさにダイエット向きの食事といえます。
また、煮込み料理なので油を使わず低カロリーなのが魅力です。
具材を上手に選べば栄養をたっぷり摂取でき、気になるシミや肌のハリにも効果が期待できます。
そして鍋ダイエットはリバウンドしにくいという嬉しいメリットもあります。
極端な食事制限では体重が戻りがちですが、しっかり食べて痩せられる鍋ダイエットはリバウンドの危険性が低いのです。
◎鍋ダイエットの効果を上げる具とは?
ダイエット効果だけを考えて、野菜のみの鍋ダイエットをするなどの極端な方法では美しく痩せることは困難です。
女性らしさを保ちながらダイエットするには、ビタミン、ミネラル、たんぱく質などをしっかり摂取する必要があります。
数種類の野菜と高たんぱく低脂肪のお肉や魚介を合わせたお鍋を食べてこそ美しくダイエットすることができるのです。
【お勧めの野菜】
鍋に入れる野菜は好きなもので良いですが、栄養バランスを考えて葉物野菜、緑黄色野菜、根菜を組み合わせ、ビタミンや食物繊維を積極的に摂りましょう。
葉物野菜:白菜、キャベツ、小松菜、水菜、ターサイ など
緑黄色野菜:人参、カイワレ、カボチャ、春菊、セリ、トマト など
根菜:大根、レンコン、ゴボウ、サツマイモ、カブ など
【お勧めの肉・魚介】
肉や魚介には肌のハリツヤを保つたんぱく質、DHA、アミノ酸が豊富です。
肉魚抜きダイエットは肌がカサカサする原因となりますので、高タンパク低脂肪のものを積極的に食べましょう。
肉:豚ロース、豚もも、豚肩肉、鶏むね肉、鶏ささみ、鶏もも肉、鶏レバー 等
魚介:タラ、鮭、ブリ、カニ、ホタテ、牡蠣、エビ、等
【体を温める食材】
栄養満点の鍋を作ったら、ひと工夫加えて体温と代謝を上げてカロリーを消費しましょう。
・おろし生姜を加える
・七味唐辛子を少々振りかけて食べる
・鍋のシメにゴマをたっぷり入れる
・鍋の味に空きたらキムチを入れて味に変化を付ける
体を温めるといわれる香辛料や発酵食品を上手に使うことで、おいしく食べながらでもダイエットは成功に近づきます。
◎鍋ダイエットで気を付けたいこと
野菜中心のダイエット鍋を作っても、鍋の味付けやシメの食材でカロリーを増やしたのでは意味がありません。
鍋の味付けは薄めにとった出汁を使い、寄せ鍋にするとカロリーアップを防げます。
水炊きにしてポン酢で食べるのもいいでしょう。ゴマダレはカロリーが高いので避けましょう。
ダイエット中も多少の炭水化物は必要ですので、シメにはご飯やうどんなどのあっさりしたものを少量だけ食べても問題ありません。
中華麺には油が使われているのでできれば避けましょう。
また、シメに卵を入れるときは1人1個にして食べ過ぎないようにしましょう。
◎栄養バランスがダイエット成功のカギ
ダイエットするとどうしても食事量を減らそうと考えてしまいます。
しかし、女性らしい美しさを保ちつつダイエットするにはバランスの良い栄養が欠かせません。
ローカロリーの鍋料理で代謝を上げ、たっぷり栄養を摂取すれば美しくダイエットすることができますよ。
【城野親徳の美容コラム】「肝臓の機能」が低下すると肌に悪影響が出るって本当?
昔から「肌は内臓を映す鏡」といわれるほど、肌と内臓には深い関係があるのです。しかし、なぜ肝臓に負担がかかると肌の調子も悪くなってしまうのでしょうか?
その理由をご紹介します。
◎肝臓のさまざまな働きとは?
肝臓は、血液やビタミンを貯蔵したり、胆汁や体液を作ったり、血液を増やしたり血液を円滑に循環させたりと、体を守る上で重要な役割を担っています。
さらに肝臓には、人間が息をして食事をすることで体内に取り込まれてしまう毒素を中和、分解して無毒化する働きもあります。生活する上での毒素というのは例えば、過剰な糖類、喫煙や飲酒、トランス脂肪酸、食品添加物や残留農薬、環境ホルモンなど。
こういった毒素が体に蓄積されないよう、肝臓は不要物を分解したり、仕分けして便として排出したりしてくれるのです。
しかし、毒素が過剰に体に取り込まれてしまうと、肝臓はオーバーワーク気味になってしまい、大きな負担がかかってしまいます。
◎肝臓と肌の関係とは?
肝臓の働きというのはなかなか目に見えませんし、肝臓の不調というのは症状としてもあらわれにくいことが多いものです。
しかし肝臓に負担がかかっていると、肝臓は栄養をうまく体に回せなくなっていくのです。
すると、健康的な肌に必要不可欠なビタミン類などが不足してしまい、肌荒れにつながってしまいます。
また、肝機能の低下によって血液には有害物質が混ざってしまうため、血色が悪くなったり肌荒れを起こしてしまったりします。
◎肝臓をいたわる生活習慣とは?
アルコールや煙草、糖類の摂り過ぎなど肝臓に負担がかかる生活を続けていると、肝臓には中性脂肪が溜まってしまい、やがて脂肪肝になってしまうことも。
肝臓は体の中枢を担ってくれる大切な臓器なので、負担をかけ過ぎないようにきちんといたわってあげる必要があります。
そのためには、体にとって毒素になりうるものはできるだけ取り込まないことが重要。さらに、肝機能をアップさせてくれるしじみなどの貝類、ゴマや大豆、乳製品、レバーなどの食品を意識して摂取すると良いでしょう。
添加物の入った食品はできるだけ控え、場合によってはサプリメントなども併用して栄養をきちんと摂りましょう。
また、生活に軽い運動を取り入れる、お風呂にゆっくり浸かる、しっかり睡眠をとるなどの生活習慣改善も肝機能アップに効果的です。
普段肌をきちんとケアしているのに肌トラブルが起きるという人は、一度肝臓の機能に着目して体内からケアをしてみてください。
【城野親徳の美容コラム】ニキビケアにも最適! 美肌効果が期待できる「お茶」6選
ニキビ肌を改善するためには、体内環境を良くすることも大切ですよね。
そこでぜひ取り入れて頂きたいのが、健康や美容に良いと言われている「お茶」です。
【城野親徳の美容コラム】ではどんなお茶がニキビケアに効果的なのか、お勧めの飲み方などと合わせてご紹介します。
・ハトムギ茶
ハトムギ茶には肌の炎症を防ぐビタミンB群や、角質層を整えるハトムギエキスが含まれているため、ニキビケアに効果的です。
美肌効果だけでなく美白効果も期待できるため、ニキビ跡が気になる人にも適しています。
またハトムギ茶はカフェインレスなので、時間を気にせずいつでも飲むことができます。
・どくだみ茶
どくだみ茶には解毒作用があることで有名ですが、実はニキビの改善にも役立ってくれます。
デカノイルアセトアルデヒドという成分が、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を防いでくれるのです。
また、体内循環の悪化を生んでしまう「便秘」の解消効果も期待できるので、お通じが悪い人は1日2~3杯のどくだみ茶を習慣にしてみましょう。
・緑茶
緑茶には抗酸化作用のあるビタミンCや、殺菌作用のあるカテキンが豊富に含まれています。
これらの成分が肌環境を改善し、ニキビを防いでくれますよ。ただし緑茶にはカフェインが含まれているため、過剰摂取は避けるようにしましょう。
・ローズヒップティー
ローズヒップティーにもビタミンCが豊富に含まれていて、高い美肌効果が期待できます。
なお、お茶を抽出した後のローズヒップの実にも栄養が豊富に含まれているので、お茶だけでなく実も一緒に食べるのがお勧め。
捨てるのはもったいないので、お茶と一緒に食べたり、ヨーグルトに混ぜたりしていただきましょう。
・ルイボスティー
ルイボスティーには、アンチエイジングにも役立つスーパーオキシドジムスターゼという抗酸化成分が含まれています。
他にもカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルも豊富ですから、健康維持のためにもお勧めです。
こちらもカフェインレスなので、お風呂上がりの水分補給などに最適です。
・たんぽぽ茶
たんぽぽ茶には利尿作用があり、ニキビの原因になる老廃物の排出を促します。
血行促進効果もあるので、冷え性が気になる人にもお勧めです。 なお、たんぽぽ茶にはコーヒーのような風味がありますが、カフェインが含まれていないので自分の好きなタイミングで生活に取り入れてください。
以上、ニキビケアに適したお茶を6つご紹介しました。
いずれのお茶も肌や身体に負担を与えないために、無添加で無農薬栽培のものを選ぶことが大切です。
また、一度にガブガブ飲むのではなく、適量のお茶を楽しみながら飲んで、肌質の改善につなげてください。
【城野親徳の美容コラム】加齢だけじゃない! 白髪が増える原因になるNG生活習慣
白髪は年齢を重ねると共に増えていくものですが、間違った生活習慣を続けていると例え若くても増加することがあります。
白髪があると、どうしてもオバサンになったような印象を与えてしまうもの。
できることならば、白髪とは無縁のままでいたいものです。
そこで今回の【城野親徳の美容コラム】は、どのような生活習慣が白髪を増やす原因になるのかをご紹介します。
白髪を増やす原因となるNG生活習慣とは?
・偏った食生活
食事量を極端に減らすような無理なダイエットをしていたり、普段の食事がインスタント食品などに偏っていたりすると、栄養不足によって白髪が増えやすくなります。
メラニンの元となるチロシンや、メラノサイトを活性化するビタミンB12などが不足して、白髪増加につながってしまうのです。
チロシンはアミノ酸の1種でチーズや大豆に多く、ビタミンB12は貝類やレバーに多く含まれています。
これらを適度に取り入れたうえで、髪や地肌の健康を保つタンパク質やビタミン、ミネラルなどもバランス良く摂取してください。
・コーヒーや紅茶の飲み過ぎ
コーヒーや紅茶を飲み過ぎていると体内に過酸化水素が多く発生し、白髪が増えるといわれています。
1日に1~2杯なら問題ありませんが、過剰に飲むような習慣がある方は見直ことが大切です。
・過剰なストレス
過剰なストレスも体内の過酸化水素を増やし、白髪を増やす原因になります。
白髪の原因物質を増やさないためにはストレスを避けることが一番ですが、なかなか難しいですよね。
趣味や運動でストレスを発散したり、深呼吸で自律神経を整えたりしてストレスの緩和を心掛けましょう。
・紫外線対策不足
頭皮に紫外線を多く浴びていると、メラノサイトがダメージを受けて白髪が増えてしまいます。
帽子や日傘などを利用して、頭に降り注ぐ紫外線をシャットアウトしていきましょう。
・睡眠不足
睡眠中は黒い髪の成長を促す成長ホルモンが多く分泌されています。
しかし、睡眠が不足すればその分成長ホルモンも減ってしまうため、白髪が増える原因になります。
睡眠不足を解消するためには、脳を覚醒させるパソコンやスマートフォンでの作業をできるだけ早めに切り上げることが大切です。
・運動不足
運動不足が続くと血行が悪くなり、頭皮や毛根にも栄養が行き渡らなくなってしまいます。
運動が苦手でもひと駅分多く歩いたり、こまめに掃除などをしたりして、身体を積極的に動かしましょう。
すでに白髪が多いと諦めてしまいがちですが、それでは今生えている黒髪も早々に白髪になってしまうかもしれません。
白髪をこれ以上増やさないためにも、生活習慣の見直しを始めてみましょう。