シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】悩みとおさらば!オフィスでできる冷え性対策とは

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オフィスの中は暖かいのに、足や手先に冷えを感じる方も多いのではないでしょうか?
体が冷えていると仕事にも集中できませんし、放おっておくと頭痛や肩こりなどの症状が悪化してしまうこともあります。

今回は、オフィスでできる簡単な冷え対策についてシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。



どうして冷えるのか?

冷え性は体温調節機能がうまく働いていない状態です。
体の中心部を温めようとすることで手足へ血液が行き渡りにくくなり、末端部分に冷えを感じるようになります。
冷え性は、低血圧や貧血といった血流を滞らせる疾患以外にもさまざまな原因があります。



筋肉量の少なさ

筋肉には体温調節機能があり、筋肉運動による発熱や血流量が少ないと冷えを感じやすくなります。
特に女性は男性に比べると筋肉量が少ないため、冷え性の方が多いです。

また、デスクワークで一日中座りっぱなしなのも良くありません。
足の血液やリンパは足の筋肉によって心臓に返されるため、下半身の筋肉が少ないと血流が滞る原因になります。
足の冷えだけでなくむくみも気になる方は注意が必要です。



自律神経の乱れ

冷え性の方は不規則な生活習慣やストレスにより、体温調節がうまく機能しなくなっていることがあります。
特にオフィスではエアコンが付いていることが多いため、室内の温度差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなります。



女性ならではの原因

ストレスや更年期障害などで、女性ホルモンの分泌が乱れると血流が悪くなり冷えを感じやすくなります。
また、きつい下着や靴下などの締め付けも血行を滞らせます。



オフィスでできる簡単な冷え対策

冷え性対策は生活習慣を見直すことが大切です。
体を温める食材を摂ることやお風呂に浸かるといったケアもありますが、オフィスでも気軽に冷え性対策ができます。



温かい飲み物

温かい飲み物を積極的に飲んで、体の中から温めましょう。
特に紅茶やウーロン茶、しょうが入りの飲み物は体を芯から温めてくれます。
また、お茶は利尿作用があるため、体に溜まった余分な水分を体外に排出してくれる効果もあります。
余剰水分は冷えを引き起こすこともあるため、適度な排出を心掛けましょう。

オフィスでコーヒーを飲んでいる方も多いかもしれませんが、体を冷やす作用があるため飲みすぎには注意しましょう。
カフェラテといった飲み物も、ミルクや豆乳が体を冷やします。



足元からの冷気を防ぐアイテム

足が冷えるという方には、デスクの下にダンボールを敷くのがお勧めです。
ダンボールは間に空気を挟んでいるため保温効果があり、床からの冷気を防いでくれます。
見た目が気になるという方は、ダンボールの上にマットを敷いたり、USB電源の電気ブランケットやスリッパを活用したりするのも効果的です。




冷え性対策は日頃のケアが大切なので、日中オフィスで過ごす時間が長い方は、今回の冷え対策をぜひ取り入れてみてください。
寒い冬は体が冷えやすいですが、我慢せずにしっかりとケアしていきましょう。