シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】リラックスだけじゃない? 実は美容・肌に良いお酒


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お酒は身体に悪いイメージがありますが、実は身体、美容、肌に良いお酒というのもあります。
どういったお酒がどのように身体に影響し、美容効果が得られるのでしょうか。下記にご紹介します。シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。


◎お酒のメリット

お酒を飲むと気分がよくなりますよね。それはアルコールが大脳新皮質の働きを鈍くし、感情などの働きが活発になり元気が出てくるからです。さらに、お酒の種類によってはアロマ効果を得ることができます。そのためリラックス効果が得られるなど、ストレス解消にもなります。ストレスが解消されることで、ストレスからくる肌の劣化や老化、体調不良などを抑えられます
また、お酒は血行を良くし、肌に栄養が行き渡るようになります。その結果、肌が綺麗でツルツルになります。これはお酒の種類に限らず、全般的に言えるメリットです。

 

◎美容効果が期待できるお酒

赤ワイン
赤ワインにはポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノール活性酸素の増加

を防ぐ抗酸化作用があり、以下の様な恩恵をがあります。

・肌の老化を防ぐ
・免疫力を高める
・心臓疾患の予防
など

赤ワインはポリフェノールの他にも肌を綺麗に保つビタミン、ミネナルなども豊富に含まれており、特に肌に良いお酒といわれています。
ただし、飲みすぎると顔にむくみが発生しまうため注意が必要です。

 

◎日本酒
日本酒には「フェルラ酸」が多く含まれています。
フェルラ酸もポリフェノール同様に活性酸素の増加を防ぐ抗酸化作用があるため、肌の老化を防いだり免疫力を高めたりという効果が期待できます。
また日本酒には「コウジ酸」と「アミノ酸」も多く含まれており、この2つには肌を綺麗に保つだけでなく、シミ、そばかす、ホクロを和らげる効果も期待出来ます。

 

◎焼酎
焼酎には「プラスミン」を増やす効果がります。
プラスミンが増えると血液がサラサラになり血行が良くなります。そして肌に栄養が十分行き渡るようになり、結果的に肌が綺麗になっていきます。

 

◎マッコリ
マッコリには「乳酸菌」が多く含まれており、腸内環境の改善し、便秘を予防してくれます。便秘が続くと肌荒れの原因となりますので、間接的に肌荒れを防止しれます。
またマッコリにはクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ビタミンB、食物繊維が豊富に含まれており、これらの成分は肌は勿論、身体全体の健康にも役立ってくれます。

 

このようにお酒には、美容や肌に良く、また身体を健康に保つ効果があります。
ただし、これらはあくまで適量摂取した場合の話です。過度に飲みすぎると健康を害してしまうので注意が必要 です。楽しく、健康に良いお酒を飲むように心掛けると良いでしょう。

【城野親徳の美容コラム】風邪のときにお風呂に入っていい?注意すべき症状


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季節の変わり目は風邪をひきやすいです。そんな時、お風呂に入って良いのか迷いませんか? 風邪の症状によっては、お風呂に入っても良い場合と入らない方が良い場合に分けられます。
もし、風邪をひいているときにお風呂に入るなら、どんなことに注意してお風呂に入れば良いのかをご紹介します。シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。


◎お風呂に入ることで得られる効果
お風呂に入ることで、古くなった皮脂や体に付着した汚れを洗浄することができ、体を清潔に保つことができます。さらに、湯船に浸かると体に水圧が加わることにより血行が促進されて、全身の血流が活発になります。体の健康のために必要な栄養素や酸素は血流にのって運ばれるため、血行が鈍くなればそれだけ体の状態に悪影響を及ぼします。
つまり、血行が良くなることで新陳代謝が活発になれば病原菌を体外へ追い出しやすくなり、健康にとって好循環となるでしょう。



◎熱がある場合は?

約42℃の熱いお湯に全身浸かる場合、消費するカロリーはジョギングを行ったときと同程度といわれています。高熱があるときに無理をしてジョギングをする人はいません。発熱の影響で体を動かすことが辛いと思えるときには、入浴をすると体力を消耗しすぎてしまうため入浴することは危険です。
38度以上熱があるようなときや悪寒があるときは、お風呂に入ることを控えましょう。



◎軽度の鼻風邪やのど風邪のときは入浴してもOK

空気が乾燥していると、のどや鼻に悪影響を及ぼします。その点、浴室の湿度は高い状態です。発熱を伴わない風邪の諸症状、たとえば鼻づまりやのどの違和感、咳などの症状がある場合は、浴室の湿度によって症状が緩和される場合があります。そのため、寒い季節は入浴後に体を冷やさないように注意すれば、入浴することでかえって体が楽になる場合もあるのです。
ただ、湯冷めしてしまうと風邪の症状を悪化させる恐れがあるため注意しましょう。また、洗髪後に髪を濡らしたままだと冷えやすいため、入浴後は時間をおかずに乾かすか洗髪を避けるなどの工夫が大切です。

風邪を引いた時はその症状や医者の指示をもとに、お風呂に入る入らないの判断をするようにしてください。

【城野親徳の美容コラム】「炭水化物」と「肌のたるみ」との関係

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即効性があるという理由で人気の炭水化物抜きダイエットや糖質ダイエット。米やパン、パスタなどの主食を抜くわけですから、早く簡単に痩せることができるのも頷けます。
でも、本来人間はそんなに早く痩せられるものではありません。急に体重が減るということは、それなりに弊害も起こります。シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。


◎炭水化物を抜くと脳に栄養が行きわたらない

米やパンなどの炭水化物を抜くと短期間で体重を落とすことはできます。体重が落ちれば体が軽くなって動きやすくなるかもしれません。しかし、脳は炭水化物に含まれているブドウ糖を必要としています。1日に必要なブドウ糖の量は、ごはん3杯程度といわれています。これを抜いてしまうと、ブドウ糖が不足して頭がぼんやりしたり、頭痛がするようになってしまったりと悪影響が生じます。そして、脳が栄養不足になってしまいます。

◎肌がたるんで老け顔に見えてしまう

ブドウ糖の不足は、脳が栄養不足になるだけではありません。実は、ブドウ糖は筋肉を正常に動かすためにも欠かせない栄養分です。
ブドウ糖が不足してしまうと顔の筋肉を正常に動かす力がなくなってしまい、口角が下がったり、頬がたるんだりしてしまいます。せっかく痩せたとしても、筋肉が低下して肌がたるんでしまっては老けた印象になってしまうでしょう。肌にハリがある若いときならまだしも、年齢を重ねて肌にハリがなくなっているときに炭水化物抜きダイエットをしてしまうと、急激に老け込んだように見えてしまう恐れもあるのです。

 

◎摂りすぎは注意

炭水化物が肌にとって欠かせなくても、摂りすぎには注意しなくてはいけません。炭水化物を食べ過ぎると、肌にハリをもたらすコラーゲンに炭水化物中の糖が結合し、老化物質のAGEという物質が発生します。するとターンオーバーの周期が乱れ、肌のたるみやしわ、シミの原因となってしまうのです。

炭水化物を完全に抜く、摂りすぎるという極端なことをするのではなく、ご飯茶碗に少なめに盛りつける、夜だけ控えめにするなどしてバランスをとりましょう。炭水化物を控える場合は、ブドウやバナナ、ゴボウなどブドウ糖の含まれている果物や野菜をしっかり摂るようにしてください。炭水化物を食べるときはトマトや人参、ブロッコリーなど糖の吸収を減らす食べ物を食べるなどの工夫すれることで、肌の老化を緩やかにできるでしょう。
ぜひこれらを参考に、炭水化物量を調整してください。

【城野親徳の美容コラム】クマや老け顔の原因!「疲れ目」解消法

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何かと忙しい年末、年末進行で長時間PC作業したり、睡眠が不足がちだったりで目の疲れを感じている方も多いかと思います。
疲れ目が酷くなると、肩こりや頭痛などを引き起こす場合もありますし、目の下にクマやくすみ、黒ずみなどができる原因にもなってしまいます。

疲れ目の対策について、シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

 

◎疲れ目がクマや色素沈着を引き起こす

疲れ目は、目を酷使することによって起こります。PCの画面など、近くのものに長時間ピントを合わせ続けることで、眼球を支えている筋肉が疲労してしまうのです。また、PCやスマホなどの画面から発せらるブルーライトはとても強い光。目に大きな負担となり、これも疲れ目の原因となっています。

 疲労した目の周りの筋肉は緊張した状態。目の周辺の血行が悪くなり、クマやくすみができやすくなります。

さらに、慢性的な血行不良によって目の下に老廃物が蓄積すると、活性酸素が発生します。活性酸素によるダメージを抑えるためにメラノサイトの働きが活発になり、「茶クマ」と呼ばれる色素沈着のクマができる原因にもなってしまうのです。

 

◎心がけたい疲れ目対策

クマなどの原因にもなる疲れ目。対策としては、まずはできるだけ目を酷使しないように気をつけるのが大切です。

 仕事などでPC作業をする場合は、1時間に一度を目安に5分程度目を休めるようにしましょう。その時に、眼球をぐるぐると回したり、まぶたをギュッと閉じて開いたりといった、目の周りの筋肉をほぐすエクササイズなどを取り入れるのも良いですね。 また、ブルーライトをカットするメガネをかけたり、画面用のシートを貼ったりするのもお勧めです。

 

疲れ目を改善するには、目の周りを温めて血行を良くするのが効果的です。蒸しタオルや、目もと専用の温めるアイマスクなどで目の周りを温めましょう。42度のシャワーを6分間当てることで視力が低下した回復したという研究結果もあります。

 

目の下のクマを防ぐには、スキンケアだけでなく疲れ目対策も大切です。目を酷使しがちな人は、できるだけ目を休めるよう意識していきましょう。

【城野親徳の美容コラム】年末年始に試したい!肌に優しい角栓ケア

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寒くて家にこもりがちな年末年始の休暇は、自宅でじっくりと美肌ケアやマッサージなどに取り組む絶好のチャンスです。
室内でできるストレッチやマッサージなどに取り組むのも良いですし、お風呂での美容法やパックなどを試してみるのも良いですね。

そんな年末年始の自宅美容の一つとしてお勧めしたいのが角栓ケアです。ポツポツと気になる角栓を優しく取り除いてスッキリお肌で新年をスタートさせましょう。シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎剥がすタイプのパックは危険!

鼻の毛穴をポツポツと目立たせる「角栓」は、皮脂や角質が毛穴の中に詰まって固まってしまったものです。放っておくと表面が参加して黒っぽくなってしまう場合もあります。

 

見た目も悪いですし、毛穴が詰まることでニキビの原因になってしまう場合もあるため、定期的にケアするべきなのですが、無理に取り除こうとすると肌を傷めることもあります。

 

角栓ケア用の剥がすタイプのパックがいろいろと市販されていますが、角栓だけではなく周囲の必要な角質まで剥がしてしまう可能性があるためあまりお勧めできません。角質層が剥がされることによって角化が早まり、かえって角栓ができやすくなってしまうことも考えられます。

 

◎肌に優しい角栓ケアのポイント

角栓ケアは、肌に負担の少ない方法で正しく行うことが大切です。以下のような点に注意してケアしましょう。

 

①毛穴を自然にしっかりと開かせる
角栓ケアの前に毛穴をしっかりと開かせることによって、肌に負担をかけずに角栓を取り除きやすくなります。 蒸しタオルやスチーマーなどを使ったり、お風呂にじっくりと浸かることで毛穴を十分に開かせましょう。

 

②オイルで優しくマッサージ
剥がしたり押しだしたりといった方法ではなく、オイルをつけた手指で気になる部分をくるくるとマッサージして落とすようにしましょう。 マッサージも力を入れすぎると肌に負担をかけてしまうため、力を入れずに優しく丁寧になじませるようにします。 マッサージ後は、コットンや毛穴を開かせるために使った蒸しタオルなどで軽くオイルを拭き取った後、たっぷりの泡で洗顔を行いましょう。

 

③仕上げは毛穴を引き締めて
角栓ケア後の洗顔のすすぎを終えたら、最後に冷たい水で毛穴を引き締めましょう。 洗顔後はたっぷりの化粧水で水分を補い、クリームを薄く伸ばして肌にうるおいを閉じ込めるようにしましょう。

角栓ケアで大切なのは、とにかく力を入れずに優しく行うことです。お家で過ごす冬の日に、じっくりと時間をかけて丁寧にやってみてくださいね。

【城野親徳の美容コラム】肌荒れ・大人ニキビと精神的ストレスの関係は?

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肌荒れや大人ニキビなどの肌トラブルは、摩擦や空気の乾燥、紫外線など外側からの刺激が原因になる場合もありますが、栄養の偏りや血行不良、ホルモンバランスの乱れなど内側からの要因も多いものです。

そんな「内側からの肌トラブル要因」として見過ごせないのが、精神的ストレスによるものです。

肌トラブルと精神的ストレスの関係について、シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。


◎精神的ストレスが肌トラブルの原因になる理由は?
緊張したり、不安や怒りを感じたり、イヤな思いをしたりといったことは、日々の生活の中で誰にでもあるもの。こうしたストレスに対して、私たちの身体はある程度は対応できるようになっていますが、ストレスがかかりすぎると身体の弱い部分に影響が出ることがあります。

「ストレスで胃が痛い」というのはよく聞く話ですが、同じように、ストレスに対する反応が肌トラブルとして表れる方も多いのです。

というのも過剰な精神的ストレスを感じると、肌の免疫力を司る「ランゲルハンス細胞」の数が減ってしまうためです。
このため、肌を刺激による炎症などから守る機能が低下し、肌荒れが起こりやすくなってしまうのです。

◎ストレスによる肌荒れを予防&改善するために
・食事は栄養バランスに注意して

ストレスを感じた時には、食欲がなくなったり、逆に食べすぎてしまったりして、栄養バランスが崩れがちです。
ストレスが多い時にはたんぱく質が分解されやすくなるため、肌が荒れやすくなります。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランス良く摂ることを心掛けましょう。

◎リラックスする時間を作る
バスタイムや入浴後、就寝前などに、好きな音楽を聴いたりお気に入りのアロマを香らせたりして、心身をリラックスさせる時間を作るようにしましょう。自律神経のバランスが整います。

•思いっきり「笑う」「泣く」
人間関係や仕事などでは、言いたいことを言えなかったり感情を押し殺したりする必要がある場面も多いもの。
時には思いっきり笑ったり泣いたりすることで、抱え込んだストレスを発散するのも大切です。お笑い番組や感動する映画などで大笑いしたり号泣したりする時間を持つのも良いでしょう。

先にもお伝えしましたが、ある程度のストレスは避けられないもの。上手にストレスと付き合ってストレスに負けない美肌をキープしましょう!

【城野親徳の美容コラム】冬の「むくみ」を解消してくれる食べ物は?


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「冬はどうしても太りがち」という方は多いのではないでしょうか。
実際に体重が2~3キロ増えることもありますが、体重がそれほど変化していなくても、なんとなく太った印象を与えてしまう場合もあります。この原因として大きいのが「むくみ」です。

気温が下がり筋肉が緊張しがちで身体を動かす機会も少なくなりがちな冬は、1年中でも特にむくみやすい季節です。

そんなむくみの解消には身体を動かすことも大切ですが、日々の食事を見直すことも効果的です。

むくみ解消に効く食べ物について、シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。


◎冬はむくみやすい季節
顔や手足に現れる「むくみ」は、血液中の水分が血管やリンパ管から浸み出し、細胞間に溜まってしまうことで起こります。

これらの余分な水分は、通常は静脈やリンパ管に再吸収されることで回収されるのですが、静脈の働きが低下したり、リンパの流れが悪くなったりすることで、うまく回収されず、むくみになってしまうの

冬は寒さで血流やリンパの流れが悪くなりがちなため、むくみが起きやすい季節だと言えます。

 

◎むくみ解消に効果のある食べ物は?

むくみを解消するには、ビタミンやミネラルなどの栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
また、むくみ解消に役立つ以下のような成分を含む食べ物を積極的に食べるようにしましょう。

◼︎カリウム

むくみの大きな原因となるのが、塩分(ナトリウム)の摂り過ぎです。塩分を摂り過ぎることによって、血液中の水分が血管やリンパ管の外に浸み出しやすくなってしまうためです。
カリウムには、体内に増えすぎたナトリウムの排出を促す作用があるため、むくみの解消に役立ちます。
カリウムを多く含む食品には、ほうれん草やモロヘイヤ、枝豆、アボカド、バナナなどがあります。

 

◼︎ビタミンE
ビタミンEの一種「γ-トコフェロール」にも、ナトリウム排出を促す作用があります。また、ビタミンE血流を良くする働きがあるため、余分な水分を回収してむくみを解消することに役立ちます。
ビタミンEを多く含む食品には、あんこうの肝やいくら、たらこ、モロヘイヤ、アーモンドなどがあります。

 

◼︎クエン酸
体内でのさまざまな代謝を促す働きのあるクエン酸も、むくみ解消に効果が期待できます。
クエン酸を多く含む食品には、レモンやグレープフルーツ、いちご、梅干し、トマトなどがあります。

むくみやすい体質の方は特に、上記のような食べ物を食べて余分な水分を溜めこまないように心掛けましょう。