シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】女性に多い「びまん性脱毛症」って?

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薄毛や抜け毛など、頭髪の悩みと言えば男性に多いものという印象ですが、男性に限った悩みではありません。

「髪のボリューム感がなくなってぺしゃんこになりがち……」

「なんとなく髪が細くコシがなくなって来た気がする」

そんな変化を感じるようであれば、もしかしたら「びまん性脱毛症」かもしれません。女性にん。女性に多いこの薄毛の症状について、シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎びまん性脱毛症って?

「びまん」というのは、一面に広がることを言います。びまん性脱毛症というのは、部分的にではなく、毛髪全体が薄くなる症状の脱毛症のことを言います。頭頂部や生え際など部分的な薄毛は男性に多く、全体的に薄くなるびまん性脱毛症は女性に多くなっています。

中年以降の女性に多く見られる症状ですが、ストレスや過度のダイエットの影響などで若い女性にも症状が現れる場合があります。

 

◎びまん性脱毛症になる原因は?

びまん性脱毛症を引き起こす原因には、以下のようなことが挙げられます。

・加齢
年齢を重ねるごとに、体内の女性ホルモンの割合は減少します。脱毛を引き起こす原因となる男性ホルモンの割合が増すことにより薄毛になりやすくなると考えられます。

・ストレス
仕事や人間関係などのストレスが多いと、自律神経のバランスが乱れホルモンバランスにも影響を与えます。また、ストレスが引き起こす血行不良により髪や頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。

・生活習慣の乱れ
ダイエットなどによる偏った食事や睡眠不足は、頭皮や髪に必要な栄養や酸素が不足する原因に。新陳代謝が悪くなり、髪の生え変わりの周期を乱すことにもつながります。

・ヘアケアによる刺激
髪や頭皮を清潔に保つことは大切ですが、強力なスタイリング剤やそれを落とすための洗浄力の強いシャンプー剤などは頭皮の負担となり、脱毛を引き起こす頭皮トラブルの原因となります。

 

◎早めの対策が大切!

びまん性脱毛症は、全体的に薄くなるため症状が出始めても気づきにくいという特徴があります。少しでも髪の量に変化を感じたら、まずは上記のような原因を取り除くよう、生活習慣を見直すことが大切です。

と言って、心配しすぎるのもストレスとなるため良くありません。女性の薄毛は男性に比べて改善する可能性が高いと言われています。 気になる場合は専門医を受診することをお勧めします。

【城野親徳の美容コラム】春は「かくれ脱水」に注意!?こころがけたい水分補給のポイント

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肌が乾燥しやすい季節と言えば、空気が乾燥する冬が真っ先に思い浮かぶ方が多いと思います。気温や湿度が高まり、皮脂の分泌も増える春から夏にかけては、冬に比べ肌の乾燥のお悩みは自然と少なくなるもの。

とは言え、気温が上がって汗をかきやすくなる春夏は身体の内側の水分が失われやすい時期です。体内の水分量が不足すれば当然、肌の水分も足りなくなってしまいます。
肌の水分量が少なくなると、肌は皮脂を分泌させて水分を保持しようとします。
この時期、テカリや化粧崩れが起こりやすいという方は、もしかしたら肌の乾燥が原因かもしれませんよ。

肌の乾燥を防ぐために、保湿スキンケアを心掛けるのはもちろん大切ですが、根本的に体内の水分が不足しないように、小まめな水分補給を心掛けることが大切です。シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

春は気候や気温が変化しやすい季節です。朝、出かける時にはちょうど良いと思った服装が、日中暖かくなると厚着すぎて汗をかいてしまったという経験をお持ちの方も多いかと思います。

夏場や運動した時のように目に見えて大量の汗をかくわけではないため軽視しがちですが、じわじわとかく汗でも体内の水分は失われていきます。
体内の水分が少なくなると脱水状態となり、めまいや立ちくらみなどの症状が現れますが、こうした自覚症状が現れる前の初期の脱水状態は「かくれ脱水」と呼ばれています。

春はかくれ脱水が起こりやすい季節です。
予防のために小まめな水分補給を心掛けましょう。

 

◎水分補給はポイントを押さえて!

脱水状態を予防するためには、小まめな水分補給を習慣にすることが大切です。
以下のようなポイントを押さえて、しっかりと水分を摂りましょう。

・1回コップ一杯程度、1日に1.5リットル程度
人間が飲用水として1日に摂るべき水の量は1.5リットル程度と言われています。これを1回コップ一杯(200~250ミリリットル)程度を目安に、1日に6~7回に分けて小まめに摂るのが大切です。三食の食事時に加え、朝起きた時や入浴の前後、夜寝る前などタイミングを決めて小まめに飲むようにしましょう。

・水分補給に適しているのは「常温の水」
水分と言っても、コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物やお酒には利尿作用があるため、水分補給には適していません。こうした飲み物を楽しむのは良いですが、水分補給のための水の摂取は別物と考える必要があります。
あまり冷たい水を飲むと身体を冷やしてしまいやすいため、身体の冷えやすい方は特に常温の水や白湯などを飲むのが良いでしょう。
また、運動後など大量に汗をかいた後の水分補給にはスポーツドリンクがお勧めです。

体内の水分が不足しがちなこれからの時期、こまめな水分補給の習慣を身につけて、健康と美肌を守っていきましょう!

 

【城野親徳の美容コラム】ほうれい線よりも厄介!?ゴルゴ線について

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年齢を重ねると顔にできる「ほうれい線」については皆さんも知っているかと思いますが、それでは「ゴルゴ線」という同じく顔に発生する線はご存じでしょうか?
今回は誰の顔にも発生する可能性があるけどまだあまり知られていない、ゴルゴ線の概要と発生する原因についてシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎ゴルゴ線は女性の大敵
ゴルゴ線とは目頭からななめ45度くらいの角度で下に向かって走る線のことで、漫画「ゴルゴ13」の主人公の顔に描かれていたことからその名前が付けられたといわれています。
しわについてあまり詳しくない方はほうれい線と間違えてしまうこともあるかもしれませんが、ほうれい線は鼻の横あたりにできる線であるため、発生する場所は少しずつ違っています。
顔にできると老け顔に見えて暗い印象を与えてしまうため、ゴルゴ線はほうれい線と同じく女性にとっての大敵であるといえるでしょう。

 

◎ゴルゴ線が発生してしまう4つの原因

1. 表情筋の衰え
顔には細かく分類すると実に57種類もの筋肉があり、それらを総称して表情筋と呼んでいるのですが、表情筋は手足の筋肉と同じように加齢や筋肉の可動不足によって衰えていきます。
表情筋が衰えると密接する皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなるため、それがたるみとなって外観に現れてしまいます。
ゴルゴラインは表情筋の中でも特に「大・小頬骨筋」「上唇挙筋」「眼輪筋」が衰えることで発生するといわれています。

2. 皮下脂肪の衰え
皮下組織は一般的に男性よりも女性、そして成人よりも子どもの方が発達しているのですが、皮下組織内にある皮下脂肪は加齢によって代謝機能が衰えることで肥大化し、さらに重力により垂れ下がることで「たるみ」となってしまいます。

3. 肌のハリ不足
年齢を重ねるにつれて顔の脂肪が減少して肌のハリが無くなってしまいます。
すると筋肉のスジがくぼみとなって現れるため、そのくぼみの溝に沿ってラインが出来てしまいます。

4. 肌弾力の低下
肌内部には真皮という肌の美しさをキープするために欠かせない皮膚の層があるのですが、そこではコラーゲンがまとまった束を作っていて、その間にエラスチンが張り巡らされていることで真皮を支えています。
しかし加齢するに伴って真皮のコラーゲン量が減少し、また紫外線を浴びることでコラーゲンの束の間に張り巡らされているエラスチンの質が変化してしまうため、真皮を支えきれなくなって肌のハリや弾力を失わせてしまうのです。
また年齢と共に肌の水分保持能力も低下していくため、潤いが失われて肌のたるみを起こし、ゴルゴラインを発生させてしまいます。

 

これらの原因からお分かり頂いたと思いますが、ゴルゴ線はほうれい線と同じように年齢を重ねるほど発生しやすくなってしまうものです。
そのためゴルゴ線を発生させないためには「顔の筋肉を鍛える」「肌の潤いを保つ」といったフェイスケアに毎日少しずつ取り組んでいくことが重要なのです。

 

【城野親徳の美容コラム】お手軽!ヨーグルトパックでふっくら美肌に

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寒くて家の中で過ごすことが多い冬は、自宅でじっくりとスキンケアに取り組みやすい季節ですね。高級なパックやクリームを使うのも良いですが、あまり高価なものだと、ついついケチって効果が少なくなってしまったりしがち。お手軽にできるケアも上手に取り入れていきたいですよね。
そこでお勧めしたいのが、ヨーグルトパックです。ヨーグルトと言えば、お腹の調子を整えてくれる美容食材としておなじみですが、パックとして肌に塗っても高い効果が期待できるのです。シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎ヨーグルトパックの美肌効果って?

ヨーグルトでパックすることで期待できる効果はいろいろとあります。

ヨーグルトに含まれるビタミンB群には、肌のターンオーバーを促す働きがあります。古い角質を取り除いてごわつき肌の解消や、ニキビの予防にもつながります。

また、フルーツ酸も含まれているため、マイルドなピーリング効果も期待できます。

ヨーグルトに緑茶やはちみつ、小麦粉などを加えることで、さらに美白効果や保湿効果などをプラスすることもできます。

 

◎ヨーグルトパックのやり方

ヨーグルトパックのやり方はとても簡単!

【用意するもの】
・プレーンヨーグルト 大さじ1~2
・小麦粉、ココア、はちみつ、緑茶など 適量(大さじ1程度)

【パックのやり方】
①パックの材料はだまがなくなるまで混ぜ合わせておきます。
②ハケや手のひらで顔全体に①をたっぷりと載せます。
③5分ほど置いたのち、軽く拭き取ってから洗い流します。
④洗顔後は通常のスキンケアを行いましょう。

自宅にあるものでお手軽にできて、1回で効果を実感できると評判のヨーグルトパック。お時間のある時に試してみてはいかがでしょうか。ただし、ピーリング効果があるものですので、あまり頻繁に行うのはNG。週に一度のスペシャルケアとして取り入れるのがお勧めです。

【城野親徳の美容コラム】お肌の調子が悪い時こそオススメの「引き算スキンケア」

f:id:shirono-blog:20170425224450j:image部屋の湿度・温度の低下により肌が乾燥し、さまざまなトラブルが起こりやすい冬の肌。
肌の調子が悪いと、スキンケアをいつもより念入りに行ったり新しい化粧品を取り入れたりしてしまいがちですが、実はそれが返って肌に悪影響を与えてしまう場合もあります。
肌の調子が良くない時にこそ試していただきたい、スキンケアを減らす「引き算スキンケア」の魅力や方法をシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 

◎「引き算スキンケア」の効果
引き算スキンケアとは、基礎化粧品の量や種類を減らして行くことで肌本来の力を取り戻しながら美肌を目指す美容法のこと。不必要なスキンケアを引き算することで、使用している基礎化粧品の効果を高める効果も期待できます。

過剰なスキンケアを続けると返って肌の負担になってしまうこともあり、肌の調子が悪い時期にスキンケアを増やすと肌状態が悪化してしまう危険も大きくなります。
肌が不安定な時期こそ自分の肌と向き合い、不必要なスキンケアは少しずつ減らしていきましょう。

 

◎まず減らしたい「洗顔料」を引き算

スキンケアの基本は洗顔ですが、洗顔料の刺激は実はとても大きいものです。
洗顔料を使いすぎていると肌本来の自浄効果が失われ、肌状態を回復することができなくなってしまいます。
洗顔料は洗浄力のマイルドなものを選ぶようにし、メイクをしていない時や朝の洗顔は水かぬるま湯だけで洗うようにしましょう。

 

◎次に減らしていくべき「クリーム」の使用方法

洗顔料の次に引き算したいケアは「クリーム」です。
クリームは油分がとても強い化粧品のため、全体に付けると毛穴を塞ぎニキビなどの肌トラブル原因になることもあります。
クリームの使用は特に乾燥が気になる「目元」や「口元」など、部分的に薄く伸ばし使うような使用がお勧めです。

 

◎乳液も少なめでOK

乳液も油分を多く含むため、肌が弱っている時には皮膚への負担が大きい化粧品です。また化粧水や美容液で保湿せずに乳液を使うと「シミ」や「そばかす」を作る原因になることも。
乳液を完全に引き算してしまうのが不安な場合には、化粧水や美容液でしっかり保湿をした後でごく少量の乳液を使っていくのがベター。少しずつ量を減らし、肌の調子を見てみるのもお勧めです。

◎美容液は上手に使って効果アップを!

基礎化粧品の中でも保湿効果の高い化粧品である「美容液」ですが、毎日たっぷり使っていては肌の栄養状態は過剰になり肌のためには良くありません。
美容液は毎日使うのではなく、1週間に2日くらいはお休みしながら使って行くのが良いでしょう。

 

肌を定期的に休息させることは素肌力の回復にも繋がりますし、美容液の効果をより高める効果も期待できます。
毎日の洗顔やスキンケアを見つめ直し、素肌の健康と美しさを取り戻していきましょう。

【城野親徳の美容コラム】ヘアアイロンが薄毛を進行させる2つの理由とは?

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コテやアイロンなどの「ヘアアイロン」を使うと、カールやストレートなどいろいろなヘアスタイルができるので、ヘアセットの度に欠かせないという方も多いのではないでしょうか?
しかし「ヘアアイロン」は高温の熱を髪の毛に直接与えてしまっているので、髪の毛にとっての負担ともなってしまっているのです。このまま何のケアもせずに毎日のように使っていってしまうと「薄毛」にもつながってしまいますよ。
そこで今回は「ヘアアイロン」が薄毛を進行させてしまう理由と、ケア方法についてシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 


ヘアアイロンが薄毛を進行させる理由とは?
ヘアアイロンを使うことはパーマを長年かけ続けることと比べると、髪の毛へのダメージは少ないですが、直接髪の毛に高熱を加えるということでは、大きなダメージを与えることになります。

高温でスタイリングしたヘアスタイルはキレイに長持ちさせることができるので、ついつい高い温度に設定してしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかし、髪の毛へのダメージも強くなることを忘れてはいけません。
では、ヘアアイロンを使う事と薄毛の進行がどのような関係にあるのか説明していきます。

 

①キューティクルが損傷を受ける

ヘアアイロンを使えば、もちろん髪の毛は傷んでいきます。傷んだ髪は「キューティクル」が壊れやすく、枝毛や切れ毛につながってしまうのです。
枝毛や切れ毛が多くなっていくと髪のハリやコシがなくなり、パサついた髪の毛になってしまいます。さらに、髪が細く、弱くなってしまうのでボリュームが出にくく、髪の毛全体の量が減ったように見えてしまうこともあるのです。
また、キューティクルがはがれて傷んだ髪の毛は、育ちにくくなってしまいます。
髪を育てるために必要な毛根からの栄養も吸収しにくくなるので弱りやすく、抜けやすい髪になってしまう恐れもあるのです。

 

②髪を引っ張りすぎている

ヘアアイロンで髪を巻いたり伸ばしたりするときに、ついつい髪を強く引っ張ってしまうことがあると思います。実はこの動作が薄毛の原因となってしまうことがあるのです。毎日のように髪を引っ張りながらのスタイリングを続けていると、次第に毛根が弱くなってしまい、髪が抜けやすくなってしまいます。
ヘアアイロンでスタイリングをするときには、なるべく優しい力加減で髪の毛を丁寧に扱うよう気を付けましょう。

 

ヘアアイロンを使うときには、なるべく低い温度で短時間の使用にとどめるように気をつかっていくことが大切です。
さらに、ヘアアイロンを使う前には、ダメージを軽減してくれるヘアミストやトリートメントを使って髪を保護するようにすると良いでしょう。

【城野親徳の美容コラム】30代女性が痩せない原因&痩せ体質を手に入れる方法

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30代の皆さん、「20代の頃に比べると太りやすくなった、痩せにくくなった」と感じていませんか? 実はその変化には30代特有の原因があり、それに対処する方法もあります。
どうすれば痩せやすい状態に戻れるのか、痩せない原因と共に詳しくシロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。

 


◎30代女性が痩せない原因とは?

基礎代謝が落ちる
基礎代謝とは、特別な運動をしなくても、呼吸をしているだけで消費されるエネルギーのこと。しかしこの基礎代謝は、年齢を重ねるごとに低下していきます。体内の筋肉量が減ることで代謝が下がり、太りやすくなってしまうのです。

・食べる量が増える
結婚して子供が生まれると、一緒におやつを食べたり、子供の残したものを食べたりする機会が増えるもの。総合的にカロリーの摂り過ぎになり、痩せることが難しくなります。
また、主婦になったり出産を経験したりと、生活環境が大幅に変わることが食べる量が増える原因になることも。今まで「食べずにいた時間」に食事をしたり、隙間時間ができたりすることでなんとなく食べ物を口に運んでしまうことも原因になるのです。

・ストレスが増える
仕事での昇進、結婚、出産など、現代の30代は環境がガラリと変わる節目を迎える人も多いようです。今までと生活環境が変わったり、抱えるものが増えたりするストレスで、食事に走ってしまう人も少なくありません。また、ストレスは自律神経の乱れを招くので、場合によっては代謝の悪化や偏食などを招くこともあります。

 

◎30代が「痩せやすい体」をつくるには?

・自宅筋トレで筋肉をつける
基礎代謝の低下を食い止めるためには、筋肉をつけることが重要です。だからといって、トレーニングジムに通う必要はありません。自宅でスクワットや腕立て伏せをするだけでも、十分に筋肉量を増やすトレーニングになります。最初は少ない回数から始めて、慣れてきたら徐々に増やしていきましょう。

・できるだけ歩く
歩くという行為は想像以上に筋肉を使い、さらに脂肪を燃焼する効果があります。忙しくても1駅分歩いたり、階段を使ったりするなどして、こまめに歩くようにしましょう。「ウォーキングを20分しなきゃ」と気張らなくても少しずつエネルギーを消費することで、痩せやすい身体を作ることができますよ。

・カロリーよりも栄養バランスを重視する
効率よく痩せるためには、身体の代謝を維持するビタミンやミネラルを十分に摂る必要があります。痩せたいからといって野菜ばかりを食べるのではなく、ビタミンやミネラルの豊富な肉類や魚介類も食べるようにしましょう。
また、糖質・脂質を控えめにすることも大切です。炭水化物の主食は控えめにする分、低脂肪のおかずを多めにして、低糖質・低脂肪・高タンパク質な食事を心掛けましょう。

20代のころのような若々しい体をキープするためにも、「痩せやすい体具作り」は女性の永遠のテーマです。輝く30代で居続けるために、しっかりとボディケアを行ってくださいね!