シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】ブーツも原因の一つ!? 寒い季節のむくみ対策

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ロングブーツを履く機会が増える季節ですね。

「朝、ブーツで出勤して、日中は室内履きで仕事をして、帰宅時に再びブーツに脚を通したら脚がむくんでジッパーが上がらなかった!」なんて経験のある方は多いのではないでしょうか。

夏場はブーツを履かないから脚のむくみに気づきにくいという面もあるかもしれませんが、冬場はむくみが起きやすい季節であるというのも事実です。
寒い季節のむくみの原因と対策について、美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳 がお伝えします。




寒い季節のむくみの原因は?

むくみとは、血流やリンパの流れが悪くなることによって、血液中の水分が血管やリンパ液から浸み出し、皮膚の下に溜まった状態のことを言います。

寒い季節は、身体が冷えることによって血液やリンパの流れが悪くなる人が多いものです。
また、ブーツを履いて歩くと脚の筋肉の使い方に偏りが出がち。
そうすると脚本来のポンプ機能が低下してしまうため、血流がさらに悪くなってむくみやすくなってしまうのです。



寒い季節のむくみ対策は?

寒い季節のむくみの原因は、冷えによる血行不良が大きいと考えられます。
このため、身体を温め血液の流れを改善するのがむくみ対策に効果的です。



身体を温める食べ物を摂る

血液サラサラにして血流を良くするには野菜をたっぷり摂りたいですが、キュウリやナスなどの夏野菜には身体を冷やす作用があるため、寒い時期にはあまりお勧めできません。
身体を温める作用のある大根やかぶ、ほうれん草などの冬野菜を積極的に食べるようにしましょう。
また、ショウガやネギ、にんにくなどにも身体を温め血行を促進する効果があります。



入浴&マッサージで血行促進

身体が冷えがちなこの時期は、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かって芯まで温まる入浴を心がけたいところです。
入浴時や入浴後の身体が温まっている時に、むくみがちな脚を優しくマッサージすることで滞りがちなリンパを流してあげるのも効果的です。



寒い季節は、どうしても家にこもりがちで身体を動かす機会が減ってしまうという方も多いですよね。
なるべく出かけて身体を動かすようにするのも大切ですが、あまり身体を動かせなかったという日にも、食事や入浴などで身体を温めたり血行を良くするように心掛けましょう。




【城野親徳の美容コラム】冬でも手汗が出る原因は「体質」だけじゃない!?

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冬になると手汗がひどくなるという方がいます。
これは単に「暑がりだから」という理由で片付けない方がよいのです。

今回は冬に手汗が増える理由、またその対策法についてご紹介します。




気温差で脳が錯覚を起こす

冬は外気と屋内の激しい温度差が原因になることも。
この温度差によって脳が錯覚を起こし、手汗が増えるケースが多くあります。

汗をかくと手が冷え、更に脳が混乱を起こすという悪循環に陥るケースがあります。
これは自律神経の乱れに繋がり、睡眠や血圧にも関係してくる場合があるのです。

とくに、汗をかくと緊張状態だと体も感じてしまいやすくなり、さらに緊張を呼ぶようなケースも有ります。
手汗をかいたらなるべく早く拭いて、体温の変化を最小限に抑えることが重要です。

外気と室内の温度差を最小限に抑えるには、着る服の枚数を調整するくらいしか有効な手段がない場合もあります。
特に、仕事や外出先では温度の調整は困難です。
コートは気温に合わせて厚めと薄めとを使い分けるなど、工夫も重要になってきます。




基礎代謝は冬の方が活発になる

気温意外に重要な要素となってくるのが基礎代謝です。
冬は寒い気温に対抗するように、体の内部から熱を作り、体が冷えすぎないように保つ仕組みがあります。
気温の高い夏の方が代謝も活発というイメージがあるかもしれませんが、実際には冬の方がカロリーを使っているのです。
秋や冬に食欲が増してくるのはカロリーの消費量がそれだけ上がっているからでもあるのです。
そのため、ちょっとした厚着をしただけでも体内から熱が上がることにより手汗を書いてしまうこともあるのです。
冬でも室内が暑いなと思ったら、こまめに服装で調整する必要があります。




気圧の影響も大きい

その他の手汗が出る要素として気圧があげられます。
気圧と手汗が結びつかないという方も多いと思いますが、気圧は体調に大きな影響を及ぼすことがわかっています。
女性は特に気圧の影響を受けやすく、気圧が低くなると体調を崩す方がいるほどです。

冬は気圧は高くなることが多くなるのですが、気圧が高くなると交感神経の働きが活発になります。
交感神経は汗の分泌を左右するため、気圧が高くなるとそれだけ汗もかきやすくなってしまうのです。




対処法はゆっくりと休むこと

交感神経が活発に動いているときは、無理に動かずに出来るだけリラックスできる状態で休むのも対処の一つです。
休日に少し休むだけでもリズムが整えられてだいぶ楽になるケースも有るのです。
睡眠不足も交感神経の働きを偏らせる可能性があるため、じっくりと眠るのも重要です。
ただ休むのが不安な時は、簡単なストレッチや深呼吸を行い、心を落ち着けてから休むと眠りの質の向上が期待できます。




【城野親徳の美容コラム】ガサガサ、ガチガチの原因は?冬のフットケアについて

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毎日の着こなしにブーツが大活躍する季節がやってきましたね。
「冬の足元は毎日ブーツ!」という方も多いのではないでしょうか。

でも、ブーツの中の足はどうしても蒸れやすく、血行も悪くなりがちです。
足の角質が厚くガチガチになったり、蒸れによるにおいが気になったりという問題が生じるもの。

冬の足こそ、丁寧なケアが大切!美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳が冬のフットケアについてお伝えします。




足がガサガサになってしまう理由は?

空気が乾燥しがちな冬は肌も乾燥しがち。それは足の肌も同じです。
また、冷えやブーツの締め付けで血行が悪くなってむくみが生じたり、蒸れによる肌トラブルなども起きやすくなります。

足は体重がかかる場所なので、もともと足の肌は角質が厚くなりがちな部分です。
角質層はバリア機能を担うところなので、足についてはある程度厚くなるのは正常なこと。
でも、血行不良によるターンオーバーの遅れなどによって、剥がれ落ちるべき古い角質まで残ってしまうことによって、必要以上に角質が厚くなり、ガチガチに硬くなったり、さらに乾燥によってガサガサになってしまったりするのです。
また、古い角質が足に残り続けることによって蒸れによるにおいなども生じやすくなってしまいます。




定期的に古い角質をオフ!冬のフットケア

冬の足の肌をなめらかに保つためには、定期的に古い角質をオフするケアを行うのが良いでしょう。

足の角質ケアには専用のジェルやパックなどが市販されていますので、そうしたものを使うのも良いですが、肌質によっては合わない方もいらっしゃるので、説明に従ってパッチテストなどを行ってから使用することをお勧めします。

こうした専用のケア用品を使わなくても、入浴後など角質が柔らかくなっている時に、ファイルで軽くこすって角質除去を行った後、化粧水とハンドクリームなどで保湿ケアを行う方法もあります。
この場合は、削り過ぎに注意して保湿の方を入念に行うようにしましょう。

定期的に古い角質をオフすることは大切ですが、あまり頻繁にケアしすぎると、肌を傷めたり、かえって角質が厚くなったりする原因になります。
普段は、入浴で清潔に保つことや保湿を十分に行うことを意識して、2~3週間に一度を目安に角質ケアを行うのが良いでしょう。


【城野親徳の美容コラム】寒い冬は「白菜」を食べてキレイになろう!

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冷えた身体をポカポカ温めてくれて、野菜もたっぷり摂れる鍋物は、冬の食事に積極的に取り入れたいメニューです。

そんな鍋物に欠かせないのが「白菜」ですね。
クセがなく何にでもよく合っておいしいだけでなく、白菜には美容や健康に役立つ効果もいっぱいあるのです。




水分が多いけど、栄養もたっぷり

白菜の成分は、約95%が水分です。このため、キャベツなど他の葉物野菜と比べてもかなり低カロリー。
たっぷり食べても安心です。

とは言え、水分ばかりで栄養がないというわけではありません。

ビタミンCやビタミンB群、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラル類を豊富に含んでいます。
もちろん、食物繊維もたっぷり!
特にビタミンCの含有量は多いため、冬場の風邪予防にはもちろん、美肌作りにもとても効果的なんです。




白菜の美容・健康効果



美肌&美白

白菜のビタミンC含有量はりんごの約5倍。
ビタミンCには、肌のハリを支えるコラーゲンの生成を助ける働きがあります。
また、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えるため、美白にも役立ちます。
水分たっぷりなので、乾燥しがちな季節の内側からの水分補給にもなります。
ビタミンCは水に溶けやすいため、鍋物でいただくときは、スープもしっかりと食べるようにしましょう。



むくみ解消

血行が悪くなりがちな冬はむくみに悩まされる方も多いですよね。
白菜には体内の余分な水分を排出させるカリウムが含まれているため、むくみの解消にも役立ちます。



便秘解消

水分と食物繊維が豊富な白菜は、胃腸の働きを整えお通じを良くするのにも効果的です。
お通じが良くなることで、ぽっこりお腹の改善やデトックス効果も期待できますね。
ぬか漬けにして乳酸菌とあわせて摂ればさらに効果的です。

うれしい効果がいっぱいの白菜。旬の今の時期は特に積極的に食べたいですね。




【城野親徳の美容コラム】寒い冬も快眠するために気をつけたいポイント

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冬は寒くてなかなか寝付けなかったり、ぐっすりと眠れなくて朝すっきり目覚められなかったりといった睡眠にまつわるお悩みが増える季節です。

睡眠時間が減ったり睡眠の質が落ちたりすると、肌荒れなどの肌トラブルを引き起こしたり、食欲が増して太りやすくなったりと美容にも悪影響が生じます。

そこで今回は、寒い冬にもぐっすりと気持ちよく眠るためのポイントをご紹介します。




防寒対策が大切!

冬にぐっすり眠れない大きな原因として考えられるのが「寒さ」です。
居間は暖かくしていても、寝室の室温が低めだったり、寝具が冷たかったりして、いざ寝ようと布団に入ったら目が覚めてしまうということはありませんか?

寝室の室温は16度~19度が理想的と言われています。
室温が低すぎると、眠っている時に呼吸で取り込む空気で体温が下がり、睡眠の質が落ちてしまうのです。

また、布団の中の温度も大切です。快適に眠れる温度は体温よりやや低めの32度~34度程度。
あまりに冷えていると寝つきが悪くなってしまうため、あらかじめ湯たんぽや電気毛布などで布団の中を少し温めておくことをお勧めします。
ただし、睡眠中に電気毛布を使用すると体温調節が妨げられるため、寝る前にはスイッチを切るようにしましょう。




厚着はNG! スムーズに寝返りを打てるパジャマで

防寒対策が大切と言いましたが、寝る時にあまり厚着をするのは避けた方が良いでしょう。

もこもこした素材のパジャマや、パジャマの上にカーディガンやパーカーなどを羽織るのは、スムーズな寝返りを妨げます。
睡眠中に自然に寝返りを打てないと、眠っている間に疲れが取れず、肩こりや腰痛などの原因にもなってしまいます。

腸の働きが良くなることで、体内の毒素や有害物質がスムーズ排出されるため、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの改善にもつながります。

また、厚着で汗や熱が発散しづらくなると逆に寝苦しくなってしまう場合もあります。

パジャマは薄手で汗を良く吸う素材の、動きやすいものを選ぶことをお勧めします。




【城野親徳の美容コラム】乾燥が「たるみ」を招く!?冬のたるみ対策

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寒くて空気が乾燥する冬は、肌も乾燥が進みがちです。

お肌の乾燥が、ちりめんじわなど「しわ」の原因となることはご存じの方が多いと思いますが、目元や口元などの「たるみ」の大きな原因でもあることをご存じでしょうか。

美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳が、肌の乾燥とたるみの関係についてお伝えします。




乾燥すると肌がたるむ理由は?

肌の表面が乾燥すると、角質の表面が乾いてはがれやすくなります。
冬の肌がカサつくのはこれが原因です。
角質の表面の一部がはがれると角質に隙間ができるため、肌の内部の水分が蒸発して、さらに乾燥が進んでしまいます。
肌の内側の水分量が少なくなることにより、肌のハリや弾力性が失われます。

また、乾燥により肌表面の抵抗力が弱まり、ターンオーバーの乱れにもつながります。
肌の新陳代謝が正常に行われなくなると、コラーゲンやエラスチンの減少や質の低下につながり、さらに肌のハリが失われる原因に。

ハリを失った肌は、重力によって自然と下に引っ張られ、たるみとなってしまうのです。
特に、皮膚の薄い目元などは、たるみやすい部分だと言えます。




冬のたるみ対策のために心がけるべきこと

肌が乾燥しやすいこの時期は、肌の保湿ケアに力を入れることがたるみやしわの予防・改善に効果的です。以下のようなことを心掛けましょう。



保湿効果のある化粧品を使う

乾燥が気になる季節は、化粧水や乳液、クリームなども保湿力の高いものを使うようにしましょう。
保湿成分が配合された美容液などを使うのもお勧めです。



室内の加湿を行う

気密性の高い現代の住居では、冬の室内の湿度がかなり低くなることが多いです。
加湿器を使うようにしたり、観葉植物を置いたりして、室内の湿度が下がり過ぎないようにしましょう。



水分補給する

暖房の効いた部屋では、発汗などにより体内の水分が失われがちです。
小まめに水を飲んで、内側からも乾燥対策を心掛けましょう。




こうした乾燥肌対策を行うとともに、紫外線対策や、十分な睡眠、栄養バランスの良い食事を摂ることなどもたるみ防止に役立ちます。
しっかり対策して冬もハリのある潤い肌をキープしていきましょう。




【城野親徳の美容コラム】 正月太りのオバサン体型を解消! 腸内環境を整えるのがカギ!?

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お正月はおいしい食べ物をついつい食べ過ぎてしまうシーズン。
お餅やおせち、お酒などで太りやすい食生活になってしまいがちです。
また、偏った食事とあわせて運動量も減ってしまうのがお正月太りの大きな落とし穴。
食べ過ぎたことでボディラインが気になるという方に、まず見直してもらいたいのが腸内環境です。
お正月太りを解消するには、腸内環境を整えるのがカギともいわれています。

そこで今回は、正月太りを解消するための腸内環境をリセットする方法を紹介します。




正月太りと腸の乱れにはどんな関係が?

お正月のお休みシーズンは、ダラダラと何かしら口にしているということも多いもの。
このようにメリハリのない食生活を続けると、胃や腸に負担がかかります。
そうすると消化や栄養吸収が悪くなり、体は痩せにくい体質へと傾いていってしまうのです。

さらに、お正月シーズンの寒さやまったりとしたムードから、なかなか体を動かさずにいると、運動不足に陥って腸の動きが鈍くなり、便をため込みやすくなってしまいます。
便秘は腸内環境の悪化の原因の1つ。
お正月太りを解消するためには、食生活や生活習慣を見直して、腸内環境を改善していくことが大切です。




まずは食生活の見直しを

腸内環境を整えるには、まずは食生活を見直すことから始めてみましょう。
「正月太り気味かな」と気になり始めてからでも遅くはありません。
お餅や残り物のおせちなど、高カロリーな食べものが中心になりがちになっている場合には、野菜中心の生活に少しずつ戻していきましょう。
おせちは甘めの味付けが多いので、甘いものを控えることも大切です。
お腹いっぱい食べることがないように、腹八分でストップすることにも心掛けましょう。




簡単なストレッチで腸内環境を整える!

ひねりストレッチ

腸の動きを活発にするためには、腸をひねるストレッチが有効です。
肩幅に足を開いて立ち、手を肩の高さで左右に伸ばしたら、90度の角度を目安にしっかりとひねります。
腰から動かすイメージで、しっかりと上半身をひねりましょう。
ひねるときは「ふーっ」と息を吐きながら、右・左・右・左とゆっくりと10往復すればOKです。



腸の側面を伸ばすストレッチ

ひねりストレッチで腸全体の動きを促したら、腸の側面を伸ばしましょう。
足を肩幅に開き、右手を上げて耳に付けます。左手は腰に当ててサポートします。
そのまま体を横に倒し、わき腹を伸ばすようなイメージで10秒ほどキープしましょう。
左側も同様に行います。



伸び縮みストレッチ

仰向けに寝転がり、両手を頭の上に伸ばします。
そのままグーッと手と足を引っ張るように体を伸ばし5秒キープします。
次に、横になったまま両手で両膝を抱えて小さくなり5秒キープします。
これを3回繰り返しましょう。




お正月太りによってボディラインが崩れてしまうと、ポッコリお腹のオバサン体型になってしまいます。
気持ちをしっかりと引き締めて、体型キープを頑張っていきましょう。