シロノクリニック城野親徳の美容コラム

シロノクリニックの城野親徳です。レーザー治療、美容皮膚科の治療において、国内屈指の症例数を持ち、25年以上に渡り美容レーザーのパイオニアとして走り続けてきました。クリニック経営の傍ら、ドクターズコスメを開発、提供し、ドクターシーラボCEOも務めています。

【城野親徳の美容コラム】男性向け! 肌質別スキンケア方法

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一般的に女性に比べて皮脂の量が多く、肌の水分量が少ない男性は実は女性以上にスキンケアが必要であるといわれています。
しかし男性なら誰でも同じ肌をしているというわけではないため、スキンケアをする場合は肌質に合わせた方法を行うことが大事になってきます。
そこで今回は男性の方達に向けた、肌質別のスキンケア方法について美容皮膚科 シロノクリニック城野親徳がご紹介します。



肌のタイプは4種類ある

男性がスキンケアをする場合は、ご自身の肌質に合わせた方法を行っていきましょう。

オイリー肌の場合

顔全体が皮脂膜でベトベトして、テカりがある方はオイリー肌の持ち主です。
ここで男性の皆さんに注意して頂きたいのは「オイリー肌だからといって決して水分が潤っているわけではない」ということ。
それどころか逆に肌の水分不足を補おうとして、皮脂の分泌が活発になってしまっているのです。

そんなオイリー肌の方がスキンケアをする場合は、洗浄力の強い石鹸などで肌をゴシゴシと洗ってはいけません。
皮脂膜の下の肌が乾燥しているため、元々少ない水分が洗い流されて余計ギトギトになってしまうからです。
石鹸や洗顔料を泡立てて優しく洗うようにして、洗顔後は水分を補うために化粧水ローションを必ず付けるようにしましょう。

 

乾燥肌の場合

皮脂量も水分量も少なく、肌がつっぱった感じがするという方は乾燥肌の持ち主です。
乾燥肌の方はニキビや吹き出物などのトラブルは少ないのですが、しっかりとケアをしておかないとしわなどの肌の老化の原因となってしまいます。
刺激の少ない洗顔を選び、洗顔後はローションやクリームなどを肌に塗って水分と油分の両方を補うようにすることが大事です。

 

混合肌の場合

顔の中にベトベトしている部分と乾燥している部分の両方を持っている方は、混合肌の持ち主です。
洗顔についてはオイリーな部分を中心に洗っていき、乾燥している部分はそっと洗うようにしましょう
そして洗顔後は化粧水やローションで水分を補い、さらに乾燥している部分だけにクリームを付けるようにすると良いでしょう。




また、これらのどれにも当てはまらない方は特に問題が無い「ノーマル肌」ということになりますが、問題が無いからといって安心はできません。
季節や年齢によって肌の状態は少しずつ変化していくため、変化を感じたらそれに合わせたスキンケアをしていく必要があるのです。
自分の肌質が変化した場合は、それに合わせてスキンケア方法も変えていくようにしましょう。