【城野親徳の美容コラム】お手軽!「米ぬか風呂」で肌しっとりツルツルに
空気が乾燥しがちなこれからの季節は、肌も乾きがち。
手足の肌がなんとなくゴワついたりカサついたりといったことも増えてきます。
顔だけでなく、ボディもしっかりと保湿ケアしていきたいところ。
そんな全身の保湿ケアに活用したい「米ぬか風呂」をについて、シロノクリニック総院長 城野親徳がお伝えします。
「米ぬか」にはビタミンミネラルたっぷり!
「米ぬか」は、玄米を白米に精製する時に削り取られる外皮や胚の部分の粉末です。
ぬか漬けを漬ける時に使いますよね。
また、最近よく見かけるようになったのが、「お米ブラン」から作ったパン。
米ブランというのも米ぬかのことです。
玄米は白米より栄養が豊富だというのは、皆さんもご存じだと思います。
精米の際に削り取られてしまう外皮の部分には、アミノ酸やビタミン、ミネラルがたっぷりと含まれているんです。
それを入浴剤として活用するのが、「米ぬか風呂」です。
米ぬか風呂の作り方
米ぬかをお風呂のお湯に直接入れると、排水口が詰まる原因になってしまいます。
必ず「ぬか袋」に入れて使いましょう。
ぬか袋は、小さめの布袋に米ぬかを500~600グラム程度入れて作ります。
ハンカチなどに米ぬかを包んで輪ゴムで止めたり、お茶用の紙パックを利用するのも良いでしょう。
あとはこのぬか袋をお風呂のお湯に入れて揉むだけ。
米ぬかの成分がお風呂のお湯に溶けだして米ぬか風呂のできあがりです!
米ぬか風呂でお肌しっとり、すべすべに
米ぬかにはビタミンCやビタミンEなど抗酸化作用のある成分が豊富に含まれて、肌のしわやしわなど老化の原因になる活性酸素の働きを抑えてくれます。
さらにビタミンB群やミネラルなど、肌の新陳代謝を促す栄養素もたっぷり。
肌の水分を保つセラミドも豊富に含まれているため、入浴後は肌がしっとり、ツルツルになりますよ。
米ぬかは合成洗剤が普及する前は、洗剤としても用いられていました。
ぬか袋で優しく肌を洗うのもお勧めです。
スーパーなどでお手頃価格で手に入る米ぬか。
天然の入浴剤として活用してみてくださいね。